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12. メッセージの振り分け

12.1 振り分けの設定

メニューより、"設定>振り分けの設定..."を選択します。

フィルタルールの登録

"追加"ボタンを押すとフィルタルール設定ダイアログが開きます。

"名前:"欄にルールに対する分かりやすい名前を入力します。

その下にあるドロップダウンメニューで、複数の条件がある場合にどのようにマッチさせるかを選択します。

上部枠内の"From"と表示されているドロップダウンメニューで、振り分けの対象にしたいヘッダやその他の条件を選択します。選択肢にないヘッダは"ヘッダを編集..."で追加することができます。

次に、右のドロップダウンメニューで条件をキーワードにマッチさせる方法を選択します。アルファベットの大小文字は区別しません。正規表現には拡張正規表現が使用できます。

振り分けの対象にヘッダや本文を選択した場合は、キーワードを入力します。キーワードを空にした場合は、ヘッダが存在すれば常にマッチするようになります。 サイズや経過日数を選択した場合は、数値を入力します。

条件を追加したい場合は、"+"ボタンを選択すると新しい行が追加されるので、同様に上記の作業を繰り返します。また、"-"ボタンを選択するとその条件を削除することができます。

次に、アクションを選択します。条件と同様に任意に追加できますが、「移動」、「受信しない」、「サーバから削除」は一度しか実行できず、同時に選択することはできません。移動先やコピー先を指定する場合はフォルダアイコンのボタンで選択できます。

設定が完了したら、"OK"ボタン押すと登録が完了します。"キャンセル"を押すと設定は破棄されます。

振り分けルールの例

Subjectに"!ゴミ!"か"!ゴミ!"が含まれる場合にごみ箱(trash)に振り分けしたい場合を例にします。

まず、"次の条件のいずれかが該当する場合"を選択します。

そして、1つ目の条件でSubjectを選択し、"が次を含む"を選択し、キーワードに"!ゴミ!"を入力します。

"+"ボタンを押し、条件を追加します。

ヘッダは同じくSubjectを選び、キーワードに"!ゴミ!"を入力します。

そして、アクションで"移動"を選択し、フォルダの選択ボタンを押してごみ箱を選択します。

その後、"OK"ボタンを押すとルールの追加は完了します。

振り分けルールの編集

登録済みルールのリストから編集したいルールを選択して、"編集"ボタンを押します。

振り分けルールのコピー

登録済みルールのリストからコピーしたいルールを選択して、"コピー"ボタンを押します。

振り分けルールの削除

登録済みルールのリストから削除したいルールを選択して、"削除"ボタンを押します。

12.2 振り分けを実行するには

自動的に振り分けを実行するには

自動的に振り分けを実行したいアカウントの アカウントの設定で、 受信タブの中にある「受信時にメッセージを振り分ける」をオンにします。

開いているフォルダに振り分けを実行するには

メニューの"ツール>フォルダ中のすべてのメッセージを振り分け"または"ツール>選択中のメッセージを振り分け"を選択することで、設定されたルールを元に振り分けが実行されます。

振り分けルールの自動生成

メッセージを 選択してから、 "ツール>振り分けルールを作成"を実行することで、 ルールの雛型を自動的に作成します。

あとは、必要な情報を追加し、登録ボタンを押すだけです。


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