Sylpheed User's Manual <author>Yoichi Imai <yoichi@silver-forest.com>, Hiroyuki Yamamoto <hiro-y@kcn.ne.jp> <abstract> Sylpheed User's Manual for Sylpheed 2.3 version 0.7.1 </abstract> <toc> <sect>このマニュアルについて <sect1>この文書について <p> これは、Sylpheedの操作方法について書かれた文書です。 将来Sylpheedのバージョンが上がった際に仕様が変更される可能性があります。 </sect1> <sect1>対象とする設定 <p> 基本的にデフォルトの設定を対象とします。 キーボードによる操作が有用と思われる部分においては、 「標準」のキーバインドを使っていることとします。 それ以外のキーバインドについては、 メニュー項目の右側に表示されているキー表示を利用してください。 </sect1> <sect1>ライセンス <p> Copyright (c) 2000-2002 Yoichi Imai <yoichi@silver-forest.com> Copyright (c) 2004-2006 Hiroyuki Yamamoto <hiro-y@kcn.ne.jp> <p> Permission is granted to copy, distribute and/or modify this document under the terms of the GNU Free Documentation License, Version 1.1 or any later version published by the Free Software Foundation; with no Invariant Sections, with no Front-Cover Texts, and with no Back-Cover Texts. A copy of the license is included in the section entitled <ref id="gfdl" name=""GNU Free Documentation License"">. <p> GNU Free Documentation Licenseの参考訳は、 <url url="http://www.opensource.jp/fdl/fdl.ja.html">より入手可能です。 </sect1> <sect1>このドキュメントの最新版の入手先 <p> 最新版のマニュアルはSylpheedの最新版に同梱されています。 </sect1> <sect>Sylpheedとは <sect1>Sylpheed とは <p> Sylpheedはシンプル、軽量かつ高機能で使いやすい電子メールクライアント(メールソフト、メーラ、MUA)です。 SylpheedはLinux、BSD、Mac OS X等主にUnix系のシステム、またはWindowsで動作します。 SylpheedはGUIツールキットにGTK+を使用しており、X Window SystemまたはWindowsで動作します。 Sylpheedの最新版はGTK+ 2.4以降で動作します(2.6以降推奨)。 Sylpheedは GNU GPL (ライブラリ部分は GNU LGPL) に従って配布されているフリーソフトウェアであり、ライセンスに従って自由に利用・改変・再配布が可能です。 Sylpheedには以下のような特長があります。 <itemize> <item>シンプルで美しく、洗練されたユーザインタフェース <item>細部まで作りこまれた快適な操作性 <item>最低限の設定ですぐに使用可能 <item>軽快な動作 <item>高い信頼性 <item>国際化、多言語対応 <item>高度な日本語処理(文字コードの自動判別、機種依存文字対応等) <item>多様なプロトコルに対応 <item>セキュリティ機能(GnuPG、SSL/TLSv1) <item>強力なフィルタリング、検索機能 <item>迷惑メール対策機能 <item>外部コマンドとの柔軟な連携 </itemize> </sect1> <sect1>インタフェース <p> Sylpheedの外観やインタフェースはOutlook ExpressやBecky!といった、 Windowsでは定番のメールソフトと同様の3ペイン方式を採用しています。 特にキーボードによる操作性を重視しており、効率よくメールを読み進めることができます。もちろんマウスのみでも簡単に操作できます。 </sect1> <sect1>主な機能 <p> SylpheedはPOP3、IMAP4rev1、SMTPといった主要なプロトコルはもちろん、NNTP(ネットニュース)にも対応しています。次世代インターネットプロトコルIPv6にも標準で対応しています。 主な機能としては、以下があげられます。 <itemize> <item>無制限の複数アカウント管理 <item>強力なフィルタリング <item>強力な検索機能(クエリ検索、クイックサーチ、検索フォルダ) <item>迷惑メール対策機能 <item>多言語対応 <item>スレッド表示 <item>MIMEによる添付ファイルの閲覧/送信 <item>インライン画像表示機能 <item>SMTP AUTH (PLAIN / LOGIN / CRAM-MD5) <item>CRAM-MD5 認証 (SMTP AUTH / IMAP4rev1) <item>APOP 認証 (POP3) <item>SSL/TLSv1対応 (オプション) <item>PGP署名・暗号化 (オプション) <item>スペルチェック機能 (オプション) <item>アドレス帳 <item>テンプレート <item>ニュースリーダー機能 </itemize> 他の便利な機能としては、以下があげられます。 <itemize> <item>ML等でスレッドが切れているとき便利な「件名でまとめる」機能 <item>X-Face対応 (オプション) <item>mbox ファイルのインポート・エクスポート <item>クリッカブルURI <item>外部エディタ <item>ユーザ定義ヘッダ <item>新着・未読管理 <item>マーク・カラーラベル <item>送信待機 <item>自動整形 <item>HTMLのテキスト表示 <item>引用の深さの違いによる表示色の変更 <item>草稿 <item>印刷 <item>オフラインモード <item>トレイアイコンへの格納と新着通知 </itemize> </sect1> <sect1>メッセージの管理方式 <p> メッセージは1ファイル1メールのMH形式で管理しており、データのバックアップや移行、他アプリケーションによる処理などが容易に行えます。1ファイル=1フォルダの形式に比べ、システムに障害が発生した際にメールを失う危険性も少なくなっています。その場で物理的にメッセージの移動や削除を行うため、メールボックスの肥大化を防ぐためにユーザが手動で定期的にメールボックスのコンパクト化などを行う必要もありません。 また、他のMH形式を使用したメーラ(Mew等)と併用することが可能です。受信に外部プログラム(inc, imget等)の使用も可能です。 </sect1> <sect1>実現予定の機能 <p> <url url="http://sylpheed.good-day.net/wiki/" name="Sylpheed Wikiページ">を参照してください。 </sect1> </sect> <sect>最初に行うこと <sect1>Sylpheedのインストール <p> Sylpheedがインストールされていなければ、 <ref id="install" name="Sylpheedをインストール">します。 </sect1> <sect1>Sylpheedの使い方 <p> まず<ref id="start-and-exit" name="Sylpheedを起動">し、 <ref id="Account-Config" name="アカウントの設定">をした後、 <ref id="receive-message" name="メッセージを受信">して <ref id="read-message" name="メッセージを読んだ">り、 <ref id="send-message" name="メッセージの送信">をすることになります。 </sect1> </sect> <sect>インストール<label id="install"> <p> <sect1>必要な環境 <p> このプログラムのコンパイル/実行には <itemize> <item>Linux あるいは他の UNIX like OS、またはWindows 2000/XP + MinGW <item>GTK+ 2.4以降 (2.6以降推奨) <item>GNU make <item>gettext </itemize> が必要です。 オプションとして以下のものが使用できます。 <itemize> <item>compface <item>GnuPG, GPGME <item>OpenSSL <item>GtkSpell </itemize> です。このマニュアルではlocaleはja_JP.*と仮定し記述してあります。 </sect1> <sect1>動作確認されている環境 <p> さまざまなOSで動作が確認されています。 詳しくは <url url="http://sylpheed.good-day.net/ja/" name="Sylpheed公式サイト"> で確認することができます。 他の環境で動作したという方は<ref id="Sylpheed-ML" name="Sylpheed ML">、またはWikiで報告頂ければ幸いです。 しかし、環境によっては動作が不安定になる可能性があります。ライブラリはできるだけ新しいものをお使いください。 </sect1> <sect1>基本的なinstall方法<label id="gen-inst"> <p> ここに示すのはUNIXならほぼ使えると思われるインストール方法です。 しかし、OSの持っているファイル管理機構を壊す可能性があるので、 あなたが使っているOSについての記述がある場合は、 そちらを利用されることをお勧めします。 <sect2>GTK+のインストール <p> </sect2> <sect2>Sylpheedのコンパイルとインストール <p> まず、 <url url="http://sylpheed.good-day.net/">から sylpheedをダウンロードします。 ダウンロードしたら、 <tscreen><verb> bzip2 -dc sylpheed-(バージョン).tar.bz2 | tar xf - として解凍し、 $ cd sylpheed-(バージョン) $ ./configure $ make $ su Password: (パスワード入力) # make install </verb></tscreen> でインストール完了です。 </sect2> </sect1> <sect1>rpmを使用したLinux Distributionへのインストール <sect2>一般的なインストール手順(最新版を利用する場合) <p> <sect3>バイナリパッケージを用いる場合 <p> <sect4>gtk+のインストール/アップグレード<label id="gtk-inst-bin"> <p> まず、gtk+のrpmが入ってるかどうかを確認します。 <tscreen><verb> $ rpm -qa | grep gtk ... (以下略) </verb></tscreen> のようにgtk+のrpmが既に入っていて、なおかつ2.4.0以上であれば大丈夫です。 古い場合は、そのDistributionを配布しているサイト等からダウンロードし、 <tscreen><verb> $ su Password: (パスワードを入力) # rpm -Uvh gtk+-(バージョン).i386.rpm </verb></tscreen> というようにバージョンアップしてください。 同様に、imlibのrpmもインストールしてください。 </sect4> <sect4>rpmのインストール <p> <url url="http://y-imai.good-day.net/sylpheed/"> より、 sylpheed-(バージョン).i386.rpmをダウンロードします。そして、 <tscreen><verb> $ su Password: (パスワードを入力) # rpm -Uvh sylpheed-(バージョン).i386.rpm </verb></tscreen> で完了です。 なお、glibcのバージョンによる警告を受ける場合があります。 その場合は、下記のソースパッケージをご利用ください。 </sect4> </sect3> <sect3>ソースパッケージを用いる場合<label id="inst_from_srpm"> <p> この方法は、上記のglibcのバージョンが低かった場合でも利用可能です。 <sect4>gtk+のインストール/アップグレード<label id="gtk-inst-src"> <p> まず、gtk+のrpmが入ってるかどうかを確認します。 <tscreen><verb> $ rpm -qa | grep gtk gtk+-2.4.x-1vl5 gtk+-devel-2.4.x-1vl5 (以下略) </verb></tscreen> のようにgtk+及びgtk+-develのpackageが既に入っていて、なおかつ2.4.0以上であれば大丈夫です。 古い場合は、そのdistributionを配布しているサイト等からダウンロードし、 <tscreen><verb> # rpm -Uvh gtk+-(バージョン)-?.i386.rpm gtk+-devel-(バージョン)-?.i386.rpm </verb></tscreen> でバージョンアップしてください。 </sect4> <sect4>rpmのrebuild & install <p> そして、 <url url="http://y-imai.good-day.net/sylpheed/">より、 sylpheed-(バージョン).src.rpmをダウンロードします。 次に下のコマンドを実行します。 ただし、下記の方法ではコンパイルにもrootになるため少しだけ危険です。 ならなくても良い環境を整えている方は、rpm --rebuildのためにsuは必要ありません。 <tscreen><verb> $ su Password: (パスワードを入力) # rpm --rebuild sylpheed-(バージョン).src.rpm </verb></tscreen> とすればコンパイルが開始され、 <tscreen><verb> (以上略) 書き込み中: /usr/src/redhat/RPMS/i386/sylpheed-2.2.0-1.i386.rpm (以下略) </verb></tscreen> のようなメッセージ(書き込み中:がWrote: などになる場合もあります)が現れて、 終了したら、上記に示されたファイル(sylpheed-(バージョン).i386.rpm)を <tscreen><verb> # rpm -Uvh /usr/src/redhat/RPMS/i386/sylpheed-(バージョン).i386.rpm </verb></tscreen> でインストール完了です。 </sect4> </sect3> </sect2> </sect1> <sect1>Debian GNU/Linuxへのインストール <p> Debian GNU/Linuxのwoody以降をお使いならば、 <tscreen><verb> # apt-get install sylpheed </verb></tscreen> でインストールできます。 </sect1> <!-- <sect1>FreeBSDへのインストール </sect1> --> </sect> <sect>起動と終了<label id="start-and-exit"> <p> <sect1>Sylpheedの起動 <p> Unixの場合は、kterm, rxvtなどの端末エミュレータを起動し、 <tscreen><verb> $ sylpheed & </verb></tscreen> とタイプします。 <url url="http://y-imai.good-day.net/sylpheed/">のrpmをインストールした場合、 GNOMEを使用している場合は "足跡ボタン>プログラム>インターネット>Sylpheed" で起動できます。それ以外の場合でも、起動するためのアイコンなどを作成しておくと便利でしょう。 Windowsの場合は、Sylpheedをインストールしたフォルダにある sylpheed.exe をダブルクリックすることで起動できます。ショートカットを作成しておくと便利です。 <sect2>初回起動時のメール箱の設定<label id="start-mailbox-config"> <p> Sylpheedを初めて起動すると、「メールボックスの設定」<ref id="dialog" name="ダイアログ">が表示されます。基本的にはOKを押すだけで良いでしょう。 他のメーラでMH形式でない形式で使用している場合は場所を変更する必要があります。 </sect2> </sect1> <sect1>Sylpheedの終了 <p> 以下の3つのうちいずれかの操作で終了できます。 <itemize> <item>メインウィンドウを閉じる <item>ファイル(F)メニューを開き、終了(X)を選択する <item>トレイアイコンを右クリックし、メニューから終了(X)を選択する(Unix版のみ) </itemize> なお、「設定>全般の設定」の「詳細>インタフェース」タブの中の、 「終了時に確認する」をチェックしていた場合、 終了するかどうか問い合わせてくるようになります。 その場合、EnterキーまたはOKボタンをクリックすることで終了できます。 </sect1> </sect> <sect>Sylpheedの各部の名称 <p> Sylpheedを最初に起動した画面を基準にします。 <sect1>メニュー <p> ウィンドウの一番上のファイル(F)や、編集(E)などのことをいいます。 本文書ではメニューの"ファイル(F)"をクリックして"閉じる(C)"を選ぶことを、 "ファイル>閉じる"と表記したりします。 また、"標準"キーバインドで割り合てられているキーを"編集>コピー" (Ctrl+Cキー)のように 表記することがあります。 <sect1>コンテキストメニュー<label id="context-menu"> <p> 右クリックして表示されるメニューのことです。ポップアップメニューとも呼ばれます。 コンテキストメニューの場合も割り合てられたキーを横に書いておくことがあります。 </sect1> <sect1>ダイアログ<label id="dialog"> <p> Sylpheedを終了しようとしたときなどに出る、問い合わせのウィンドウのことです。 設定を行うためのウィンドウもダイアログの一つです。 </sect1> <sect1>サマリビュー<label id="summaryview"> <p> 右上にある件名、差出人、日付などが書かかれているメッセージの一覧のことです。 </sect1> <sect1>フォルダビュー<label id="folderview"> <p> 左側にあるフォルダのツリーが表示されている部分のことです。 </sect1> <sect1>メッセージビュー<label id="messageview"> <p> メッセージの内容が表示される部分のことです。 添付ファイルもここに表示されますが、 その添付ファイルの一覧のことを添付リストと呼ぶことにします。 </sect1> <sect1>アカウント<label id="account"> <p> ユーザがメールサーバを利用する権利です。 簡単にいえばメールを送受信するための情報のことです。 </sect1> </sect> <sect>メッセージの閲覧<label id="read-message"> <p> <sect1>選択<label id="select-operation"> <p> 左クリックすることで単一のメッセージを選択できます。 また、複数のメッセージを一定の範囲を指定して選択したい場合、 範囲の最初のメッセージを左クリックしてから、 Shiftキーを押しながら範囲の最後のメールを左クリックします。 選択したいメッセージが飛び飛びに存在する場合、 Ctrlキーを押しながら左クリックすることでそれらを選択することが可能です。 Shiftキーを押しながら既に選択された領域の中を左クリックして範囲を削り取ったり、 Ctrlを押しながら左クリックすることでその部分を除外したりすることができます また、サマリビューで<ref id="context-menu" name="コンテキストメニュー">を呼び出し、 「すべて選択」を選ぶことですべてのメッセージを選択できます。 </sect1> <sect1>メールを見る<label id="read-message"> <p> <ref id="folderview" name="フォルダビュー">でフォルダを左クリックして選択し、 <ref id="summaryview" name="サマリビュー">で表示したいメッセージを左クリックして<ref id="select-operation" name="選択">してください。 上に手紙マークが表示されている列に赤の手紙のマークがある場合は新着メール、 青のマークがある場合は未読メールを意味します。 新着メールは未読メールでもあります。 <sect2>メッセージを新しいウィンドウで開く <p> <itemize> <item>ダブルクリックする <item><ref id="context-menu" name="コンテキストメニュー">を呼び出して「新しいウィンドウで開く」 <item>メッセージ選択後、「表示>新しいウィンドウで開く」 </itemize> のいずれかを行えば、メッセージを新しいウィンドウで開くことができます。 </sect2> </sect1> <sect1>表示するメッセージの移動 <sect2>通常の移動 <p> 一度メッセージを選択した後、 <itemize> <item>「表示>移動>前のメッセージ」 (pキー) <item>「表示>移動>次のメッセージ」 (nキー) </itemize> によって移動することができます。 </sect2> <sect2>次の未読メッセージへ飛ぶ機能 <p> スペースキーを使えば、 メールのページスクロール、次の未読メールへのジャンプ、未読メッセージのあるフォルダへのジャンプを同時に行えます。 スペースキーを打ち続けることで、未読メールだけを自動的に選んで読むことができるので非常に便利です。 また、ShiftまたはAltキーを押しながらスペースキーを押すことで、 逆方向へのスクロール、前の未読メッセージへのジャンプを行えます。 <itemize> <item>「表示>移動>前の未読メッセージ」 (Shift+pキー) <item>「表示>移動>次の未読メッセージ」 (Shift+nキー) </itemize> また、ツールバーの「次へ」を押すことでも次の未読メールへ飛ぶことができます。 </sect2> <sect2>マークされたメッセージ間を移動する<label id="move-between-marked-message"> <p> <ref id="summaryview" name="サマリビュー">のマーク列にチェックマークのある"マークされたメッセージ"間を移動するには、 <itemize> <item>「表示>移動>前のマーク付きメッセージ」 <item>「表示>移動>次のマーク付きメッセージ」 </itemize> のどちらかを実行します。 </sect2> <sect2>カラーラベルのつけられたメッセージ間を移動する <p> カラーラベルのつけられたメッセージ間を移動するには、 <itemize> <item>「表示>移動>前のラベル付きメッセージ」 <item>「表示>移動>次のラベル付きメッセージ」 </itemize> のどちらかを実行します。 </sect2> </sect1> <sect1>読むフォルダを選択する <p> <ref id="folderview" name="フォルダビュー">の中から好きなフォルダを選択すればそのフォルダに移動できます。 <ref id="summaryview" name="サマリビュー">でメッセージを選択していた場合、キーボードの←ボタンを押すとフォルダビューに フォーカスが移り、キーボードでフォルダを選択できる状態になります。 その後↑↓キーで移動し、Enterキーでフォルダを選択できます。 フォルダの文字が赤い場合は、新着メッセージが存在し、 黒い太字の場合は未読メッセージが存在します。 <p> また、「表示>移動>別のフォルダ...」 (gキー) によってフォルダ選択画面を呼びだし、↑↓で移動し、Enterで選択することもできます。 </sect1> <sect1>添付ファイルを見る <p> 添付ファイルがある場合は、<ref id="summaryview" name="サマリビュー">の添付の列にクリップマークが表示されます。 テキストとわかる添付ファイル(MIMEタイプがtext/*である場合や、 application/octet-streamかつ添付ファイルの拡張子でテキストファイルとわかるもの)の場合は、 <ref id="messageview" name="メッセージビュー">の「テキスト」タブに展開して表示されます。 通常の添付ファイルの場合は、「添付」タブをクリックし、 MIMEタイプ、サイズなどが書いてあるリストの中から選択してください。 テキストやイメージ(画像表示機能オンの場合)は、クリックするだけで見ることができます。 保存したい場合は、「名前を付けて保存...」ボタンをクリックするか、<ref id="context-menu" name="コンテキストメニュー">より「名前を付けて保存」を 選択するか、または「ファイル>名前を付けて保存」で保存できます。 テキストとして表示させたいときは、「テキストとして表示」ボタンをクリックするか、<ref id="context-menu" name="コンテキストメニュー">より「テキストとして表示」を選ぶか、または't'キーを押すことで表示することができます。 また、添付ファイルが含まれている場合においても、 'n'、'p'キーで添付ファイル/メッセージの前後移動を行うことができます。 </sect1> <sect1>スレッドの伸縮 <p> あるスレッドのメッセージを選択した後、矢印ボタンをクリックするとそのスレッドを閉じたり展開したりすることができます。 また、'-'キーでスレッドを閉じたり、'+'キーで展開したりすることができます。 「表示>すべてのスレッドを展開」または「表示>すべてのスレッドを閉じる」を選択すると、<ref id="summaryview" name="サマリビュー">に表示されているすべてのメッセージのスレッドを展開または閉じることができます。 </sect1> <sect1>メッセージ操作(移動、削除等) <p> <sect2>メッセージの移動 <p>移動したいメッセージを選択してから、「メッセージ>移動...」 (Ctrl+oキー)、または <ref id="context-menu" name="コンテキストメニュー">より「移動...」を選び、 表示される移動先フォルダを選択するダイアログでフォルダを選択すれば移動できます。 また、メッセージをフォルダにドラッグアンドドロップすることでも移動可能です。 <sect2>メッセージの削除 <p> 削除したいメッセージを選択してから、「メッセージ>削除」 (Ctrl+dキー/Deleteキー)、または <ref id="context-menu" name="コンテキストメニュー">より「削除」を選択することで削除できます。 <sect2>目印にマークする <p> マークしたいメッセージを選択してから、 <itemize> <item>「メッセージ>マーク>マーク」 (Shift+"*"キー) <item><ref id="context-menu" name="コンテキストメニュー">より「マーク>マーク」 <item>サマリビューのマーク列をクリック </itemize> のいずれかを行えば、マークすることができます。 目印に利用したり、<ref id="move-between-marked-message" name="マークされたメッセージ間を移動する">こともできます。 <sect2>マークを解除する <p> 解除したいメッセージを選択してから、 <itemize> <item>「u」キーを押す <item><ref id="context-menu" name="コンテキストメニュー">より「マーク>マーク解除」 </itemize> のいずれかを行えばマークを解除することができます。 </sect2> <sect2>実行 <p> Sylpheedには削除、移動などリスクを伴なう操作を「目印のためのマーク」とは 別に移動/削除マークなどとして保持しておき、あとでまとめて実行することもできます。 これはEmacs系のメーラなどで一般的に用いられている操作方法です。 この機能を使いたい場合は、「設定>全般の設定>詳細>インタフェース」の 「メッセージを移動または削除したら即座に実行する」のマークを外してください。 そのように設定された状態の場合、実際に実行されるのは、上記のように移動、削除の動作を行ってマークをつけてから、 <itemize> <item><ref id="context-menu" name="コンテキストメニュー">より「実行」 <item>「ツール>実行」 (xキー) </itemize> のいずれかの操作を行った時になります。 <sect2>カラーラベル(ラベル)をつける <p> <ref id="summaryview" name="サマリビュー">に色をつけることができます。 カラーラベルをつけるには、 <ref id="context-menu" name="コンテキストメニュー">より「カラーラベル>(任意の色)」を選択します。 </sect2> </sect1> <sect1>メッセージ内のURL <p> メッセージ内のURLをクリックすることで、システムの既定のWebブラウザ、または <ref id="ext-browser-config" name="全般の設定で指定された外部ブラウザ">が起動しそのサイトを閲覧することができます。 HTMLメールで表示上のリンク文字列がURLである場合、それとリンク先のURLが異なる場合はフィッシングメールとみなして警告が表示されます。 URLの上部にマウスカーソルを置いた場合は、ステータスバーにリンク先のURLが表示されます。 </sect> <sect>アカウントの設定<label id="Account-Config"> <p> <sect1>新規アカウントの作成<label id="append-account"> <p> まず、メールを受信/送信するためにはアカウントの設定を行う必要があります。 新規アカウントの作成を行うには、 「設定>新規アカウントの作成」を実行します。 そして各項目に記入していきます。 (必須)は、新たに必ず書き込まなければならないものです。 (推奨)は、新たに変更することを推奨するものです。 (必須)(推奨)以外の()は既定の値を意味します。 なお、アカウント設定は無限に作成することができ、 アカウント設定をしなくても、既に<ref id="start-mailbox-config" name="メール箱">にあるメールは閲覧することができます。 ですが、Sylpheed本体の受信機能を使わない場合でも、 プロトコルで「なし(ローカル)」を選択したアカウント設定を作成してください。 <sect1>各項目の説明 <p> <sect2>(基本)タブ <p> アカウントは最低限この情報を設定する必要があります。 <sect3>このアカウントの名称 (推奨) <p>このアカウントの名称を指定します。単なる呼び名ですので、なんでも構いません。自分が分かりやすい名前を付けるとよいでしょう。 </sect3> <sect3>通常使用<label id="usually-use"> <p>これをチェックしたアカウントが起動時に選択されている状態になります。 </sect3> <sect3>個人情報 - 名前 <p>メールの送信時に使用される名前です。 </sect3> <sect3>個人情報 - メールアドレス (必須) <p>メールの送信時に使われるメールアドレスです。 </sect3> <sect3>個人情報 - 組織 <p>メールの送信時に書き込まれます。会社などの組織を表します。 </sect3> <sect3>サーバ情報 - プロトコル <p> プロトコルは、 <itemize> <item>POP3 <item>IMAP4 <item>ニュース(NNTP) <item>なし(ローカル) </itemize> の中から選択することができます。 自分のサーバにあったものを選びましょう。 一度設定を完了するとプロトコルを変更することはできません。 ニュースについてはここでは説明しません。 </sect3> <sect3>サーバ情報 - 受信用サーバ (必須) <p> 受信するサーバを指定します。 メールは、プロトコルで指定したプロトコルでここで指定したサーバから受信されます。 </sect3> <sect3>サーバ情報 - SMTPサーバ(送信) (必須) <p> 送信に使用するサーバを指定します。プロトコルにはSMTPが使用されます。 </sect3> <sect3>サーバ情報 - ユーザID (必須) <p>ここで指定されたユーザIDを使ってメールサーバにログインします。 </sect3> <sect3>サーバ情報 - パスワード <p>ここで指定されたパスワードを使用してメールサーバにログインします。 入力されたパスワードは画面上には****としか表示されません。 入力しなかった場合は接続時にパスワードを入力するダイアログが開き、終了時まで記憶されます。Sylpheedがインストールされているコンピュータを他人が使用する可能性のある場合はこちらを推奨します。 </sect3> </sect2> <sect2>(受信)タブ <p> <sect3>POP3 - 安全な認証方式を使用する (APOP) <p> POP3では通常生のパスワードがそのままネットワークに流れてしまいますが、 APOP認証を使用すると、生のパスワードが流れなくなるため比較的安全になります。 ただし、サーバがAPOP認証に対応している必要があります。 </sect3> <sect3>POP3 - 受信時にサーバ上のメッセージを削除する <p> 受信時にサーバからメッセージを削除します。受信テストを行う場合や、複数の端末から同一のメールサーバを使用し、メールは他の端末に蓄える場合などは、このチェックを外すとよいでしょう。 </sect3> <sect3>POP3 - メッセージを (日数) 日後に削除 <p> 受信時にサーバ上のメッセージを削除する場合、サーバにメッセージを保存しておく日数を指定します。期限の切れたメッセージは次回の受信時に削除されます。 0日を指定すると、受信と同時にに削除されます。 </sect3> <sect3>POP3 - 受信済みも含めてサーバ上の全てのメッセージを受信する <p> 一度受信したメッセージは記憶され、次からは受信されませんが、 それを無視してすべてのメッセージをダウンロードします。 このオプションは、受信時にサーバ上のメッセージを削除する場合は実質無効です。 </sect3> <sect3>POP3 - 受信サイズ制限 (KB) <p> これを有効にしている場合、1メッセージが指定したサイズ(KB)より大きなメッセージは受信しません。 </sect3> <sect3>POP3 - 受信時にメッセージを振り分ける <p> これを有効にしている場合、受信時に受信したメッセージに対してフィルタルールが実行されます。 </sect3> <sect3>POP3 - 標準の受信箱 <p> そのアカウントでメールを受信したときに通常どこに保存するかを指定できます。標準ではinbox(受信箱)です。上記で振り分けられなかったメールがこのフォルダに格納されます。 </sect3> <sect3>「全受信」でこのアカウントの新着メールをチェックする <p> これをチェックしていると、「全受信」操作でこのアカウントから受信を行います。 チェックを外した場合は、受信対象からこのアカウントを外します。 送信だけに使用するアカウントなどに利用すると便利かもしれません。 </sect3> <sect2>(送信)タブ <p> <sect3>ヘッダ - Dateヘッダフィールドを付ける <p>DateヘッダフィールドをSylpheedで付けます。通常は有効にしておいてください。 </sect3> <sect3>メッセージIDを生成する <p>メッセージIDをSylpheedで付けます。通常は有効にしておいてください。 一般的な端末型ダイヤルアップIP接続のプロバイダが運営しているようなサーバでは、 サーバ側がつけるので必要ないこともあります。 </sect3> <sect3>ユーザ定義のヘッダを追加する <p> これを選択するとユーザ定義ヘッダを追加できます。 編集ボタンを押して編集してください。 リストの順番で挿入されます。 X-Faceなどもここで挿入します。 </sect3> <sect3>SMTP認証(SMTP AUTH) <p> 利用するSMTPサーバがSMTP AUTHを必要とする場合、チェックを入れて 適切な認証方式と、アカウント情報を指定してください。アカウント情報を空にした場合は受信時と同じユーザIDとパスワードが使用されます。 </sect3> <sect3>送信前にPOP3認証を行う <p> いわゆるPOP before SMTPと呼ばれる認証方法です。送信前に自動的にPOP3による認証を行います。 </sect3> </sect2> <sect2>(作成)タブ <p> <sect3>署名 <p>ここで指定されたファイルはメッセージ作成時に自動的に最後に挿入されます。 既定値は<ホームディレクトリ>/.signatureです(Windowsの場合はC:\Documents and Settings\(ユーザ名)\signature.txt)。 「コマンドの出力」を指定した場合は、指定したファイルをコマンドとみなして実行し、その出力結果を挿入します。 </sect3> <sect3>以下のアドレスを自動指定 <p>Cc, Bcc, Reply-Toフィールドを自動指定できます。 各フィールド名の横のチェックボックスをオンにし、テキストボックスに記入すればメッセージを新規作成するときに自動的に指定されます。 テキストボックスを空のままにした場合は、対応するエントリが初めから表示された状態になります。 </sect3> </sect2> <sect2>(個人情報)タブ <p> GPGMEを有効にしてコンパイルした時のみ表示されます。 詳細は<ref id="pgp-privacy" name="PGPによる電子署名と暗号化">を参照してください。 </sect2> <sect2>(SSL)タブ <p> OpenSSLをリンクしてコンパイルされたときのみ表示されます。 詳細は<ref id="ssl-communication" name="SSLによる通信">を参照してください。 <sect3>送信(SMTP) </sect3> </sect2> <sect2>(高度な設定)タブ <p> <sect3>SMTPポートを指定 (25) <p>SMTPプロトコルで通信するポートを指定できます。ほとんどの場合は変更の必要はありません。 チェックを外している場合は、SSLなどのプロトコルに応じて自動的にポートが指定されます。 </sect3> <sect3>POP3ポートを指定 (110) <p>POP3プロトコルで通信するポートを指定できます。ほとんどの場合は変更の必要はありません。 チェックを外している場合は、SSLなどのプロトコルに応じて自動的にポートが指定されます。 </sect3> <sect3>ドメイン名を指定 <p> ドメイン名を指定できます。ほとんどの場合は変更の必要はありませんが、応答を厳密にチェックしているメールサーバなどでは必要な場合があります。 </sect3> <sect3>フォルダ <p> 特別なフォルダの場所を、通常とは異なる場所に置きたいときに指定します。通常は変更の必要はありません。 </sect3> </sect2> </sect1> <sect1>現在のアカウントの変更<label id="current-account"> <p> 「設定>現在のアカウントを変更」から現在のアカウントを選ぶことができます。 選択可能なのは、<ref id="append-account" name="アカウントの新規作成">で登録したアカウントです。 また、画面右下に表示されるアカウント切り替えボタンをクリックすることによって変更することもできます。 現在のアカウントは、「新着メールの受信」や、「メッセージの作成」などに利用されます。 起動時は<ref id="usually-use" name="通常使用">にチェックされたアカウントが選択されています。 <sect1>現在のアカウントの設定<label id="config-every-account"> <p> 「設定>現在のアカウントの設定...」で 現在のアカウントの<ref id="append-account" name="アカウントの新規作成">で設定した情報を編集することができます。 </sect1> <sect1>アカウントの編集<label id="edit-account"> <p> 「設定>アカウントの編集...」で「アカウントの編集」<ref id="dialog" name="ダイアログ">を呼び出し、Sylpheedに登録されたアカウントを管理できます。 "D"列にチェックが入ってるアカウントは、通常使用するアカウントです。 "G"列にチェックの入ってるアカウントは、全受信時に受信されます。 チェックボックスをクリックすることでもその設定を変えることができます。 それぞれのボタンは以下のような動作をします。 <sect2>追加 <p> 新規アカウントを追加します。 <sect2>編集 <p> リストで選択されたアカウントの設定を変更します。 リストをダブルクリックすることでも同じ効果が得られます。 </sect2> <sect2>削除 <p> リストで選択されたアカウントを削除します。 </sect2> <sect2>上へ、下へ <p> これらのボタンを使うとアカウントの順番を変えることができます。 アカウントの順番は全アカウントから受信するときの順番になります。 リストの項目をドラッグ&ドロップすることで順番を変更することもできます。 </sect2> <sect2>通常使用するアカウントに指定 <p> リストで選択されているアカウントに <ref id="usually-use" name="通常使用">するアカウントを変更できます。 ラジオボタンをクリックすることでも変更できます。 </sect2> </sect1> </sect> <sect>メッセージの受信<label id="receive-message"> <p> <sect1>POP3の場合 <p> <sect2>現在のアカウントを受信 <p> <ref id="Account-Config" name="アカウントの設定">を行った後、 <itemize> <item>メニューの「メッセージ>受信>現在のアカウントから受信」を選択 <item>ツールバーの「受信」ボタンを押す </itemize> のいずれかを行えば<ref id="current-account" name="現在のアカウント">のメールを受信できます。 </sect2> <sect2>全てのアカウントを受信 <p> <itemize> <item>メニューの「メッセージ>受信>全アカウントから受信」を選択 <item>ツールバーの「全受信」をクリック </itemize> のいずれかを行うことで<ref id="Account-Config" name="アカウントの設定">で設定されたすべてのアカウントのメールを受信できます。 </sect2> <sect2>アカウントを選択して受信 <p> メニューの「メッセージ>受信>(アカウント名)」を選択することでそのアカウントのメールを受信できます。 </sect1> <sect1>IMAP4の場合 <p> IMAP4アカウントの場合は、フォルダを選択するだけで自動的にメッセージのヘッダを取得して表示します。 <ref id="summaryview" name="サマリビュー">でメッセージを選択するとメッセージをダウンロードして表示します。 一度ダウンロードしたメッセージはキャッシュされ、2回目以降は高速に表示されます。 フォルダの<ref id="context-menu" name="コンテキストメニュー">より「ダウンロード」を選択すれば、そのフォルダ内にあるすべてのメッセージをダウンロードすることができます。オフラインで閲覧する場合などに便利です。 </sect1> <!-- <sect1>fetchmailなどの外部プログラムを使用する場合 <p> </sect1> --> <sect>メッセージの作成<label id="send-message"> <sect1>メッセージの新規作成<label id="message-create"> <p> メッセージを作成するには、 <itemize> <item>ツールバーの「作成」ボタンを押す <item>「メッセージ>新規メッセージを作成」 (Ctrl+mキー) </itemize> のいずれかを行えばメッセージ作成ウィンドウが開きます。 メッセージメニューよりBcc, 返信先を指定等を選択することで、 表示されていないフィールドでも入力できるフィールドがあります。 差出人: の部分をクリックして変更すれば送信するアカウントの情報を変更することができます。 <sect1>署名の挿入 <p> 「ファイル>署名を追加」、またはツールバーの「署名」ボタンで、設定した署名ファイルに書かれた内容を本文の最後に挿入することができます。 「ファイル>署名を挿入」では、署名を現在のカーソルの位置に挿入することができます。 </sect1> <sect1>メッセージの送信 <p> 「ファイル>送信」、またはツールバーの「送信」を選択すると、作成したメッセージをすぐにサーバへ送信します。 「ファイル>後で送信」またはツールバーの「後で送信」を選択すると、作成したメッセージを送信待ちフォルダに入れ、待機状態になります。 待機しているメッセージを実際に送信するには、 メインウィンドウの「メッセージ>送信待機中のメッセージを送信」またはツールバーの「送信」ボタンで送信できます。 </sect1> <sect1>草稿 <p> 「ファイル>草稿フォルダに保存」、またはツールバーの「草稿」で、現在作成中のメッセージを草稿フォルダに保存できます。 また、「ファイル>保存して編集を続ける」で草稿に保存した後そのまま編集を続けることができます。 連続して草稿への保存を行った場合、以前に保存したメッセージは上書きされます。 草稿に保存したメッセージは、草稿フォルダに入ってそのメッセージを選択し、 <ref id="context-menu" name="コンテキストメニュー">より「再編集」を選択するか、 ダブルクリックすれば再び編集できます。 </sect1> <sect1>添付ファイル <p> ファイルをメッセージに添付するには、 「ファイル>ファイルを添付」を選択、またはツールバーの「添付」ボタンを押します。 ファイル選択ダイアログが現れるので、添付したいファイルを選択して「開く」ボタンを押してください。添付したファイルが一覧表示されます。 添付ファイルの一覧で各ファイルを選択して <ref id="context-menu" name="コンテキストメニュー">より <itemize> <item>追加を選択すれば添付ファイルの追加 <item>削除を選択すればそのファイルをリストから削除 <item>プロパティでその添付ファイルのMIMEタイプ/エンコード方式/ファイルの場所/ファイル名を指定 </itemize> することができます。 </sect1> <sect1>ファイルの挿入 <p> 「挿入」ボタンまたはメニューの「ファイル>ファイルを挿入」でメッセージ本文に 指定したファイルを挿入できます。 </sect1> <sect1>アドレス帳の利用 <p> 「アドレス」ボタンまたはメニューで「ツール>アドレス帳」を選択すれば、 <ref id="address-combo" name="アドレス帳と連係">できます。 </sect1> <sect1>外部エディタの利用 <p> 外部エディタを利用するには、 <ref id="ext-editor-config" name="外部エディタを設定">してから、 メニューで「ツール>外部エディタで編集」を選択、またはツールバーの「エディタ」ボタンを押します。 メッセージを外部エディタで編集して、保存して終了すれば、メッセージ作成ウィンドウに反映されます。 </sect1> <sect1>整形 <p> <itemize> <item>メニューから、「編集>すべての長い行を折り返す」を選択する <item>ツールバーの「整形」を選択 </itemize> のいずれかを行えば、設定にしたがった行数でテキストを折り返します。 「編集>現在の段落を整形する」で現在のカーソル位置にある段落のみを整形できます。 「編集>自動整形」のチェックを入れておくと、入力中に自動的に整形されます。 電子メールでは半角74文字(全角37文字)程度で改行することがマナーとなっていますので、注意しましょう。 </sect1> <sect1>メッセージに返信する <p> まず、<ref id="read-message" name="メッセージの閲覧">に書かれている方法を使ってメッセージを選択します。 その後、 <itemize> <item><ref id="context-menu" name="コンテキストメニュー">より「返信」を選択 <item>メニューの「メッセージ>返信」を選択 <item>ツールバーの「返信」ボタンを押す </itemize> のいずれかを行うことでウィンドウが開くので、メッセージの新規作成と同様に編集できます。 引用するかどうかは全般の設定の「作成>一般>返信><ref id="quote-when-reply" name="返信時にメッセージを引用する">」という設定で変えることができます。 (返信したメッセージには返信したという情報が付加されるため、アドレスの入力の手間を省くという理由で、関係ない記事に返信して送信しないでください。) </sect1> <sect1>メッセージを全員に返信する <p> 単なる返信では差出人(From:)にしか返信されませんが、 こちらではCc: に指定されているアドレスにも返信されます。 メッセージを全員に返信するには、 <itemize> <item><ref id="context-menu" name="コンテキストメニュー">より「返信の宛先>全員に返信」を選択 <item>メニューの「メッセージ>返信の宛先>全員に返信」を選択 <item>ツールバーの「返信」ボタンの矢印ボタンを押して出てくるメニューから「全員に返信」を選択 </itemize> のいずれかを行います。 </sect1> <sect1>メッセージを差出人に返信する <p> 一見すると単なる返信のように見えますが、 メーリングリスト等で付加されるReply-To:を無視して、 差出人に直接送信できます。 これを行うには、 <itemize> <item><ref id="context-menu" name="コンテキストメニュー">より「返信の宛先>差出人に返信」を選択 <item>メニューの「メッセージ>返信の宛先>差出人に返信」を選択 <item>ツールバーの「返信」ボタンの矢印ボタンを押して出てくるメニューから「差出人に返信」を選択 </itemize> のいずれかを行います。 </sect1> <sect1>メッセージをメーリングリストに返信する <p> メーリングリストのヘッダ(List-Post:等)を参照して、適切なアドレスに返信します。メーリングリストでない場合は通常の返信と同様に動作します。 <itemize> <item><ref id="context-menu" name="コンテキストメニュー">より「返信の宛先>メーリングリストに返信」を選択 <item>メニューの「メッセージ>返信の宛先>メーリングリストに返信」を選択 <item>ツールバーの「返信」ボタンの矢印ボタンを押して出てくるメニューから「メーリングリストに返信」を選択 </itemize> のいずれかを行います。 全般の設定の「作成>一般>返信>返信ボタンでメーリングリストに返信する」にチェックを入れておけば、ツールバーで「返信」ボタンを押したときにメーリングリストに返信するようになります。 </sect1> <sect1>メッセージを転送する <p> <ref id="read-message" name="メッセージの閲覧">に書かれている方法を使ってメッセージを選択します。 その後、 <itemize> <item><ref id="context-menu" name="コンテキストメニュー">より"転送"を選択 <item>メニューの「メッセージ>転送」を選択 <item>ツールバーの「転送」ボタンを押す </itemize> のいずれかを行います。 </sect1> <sect1>メッセージを添付ファイルとして転送する <p> <itemize> <item><ref id="context-menu" name="コンテキストメニュー">より「添付として転送」を選択 <item>メニューの「メッセージ>添付として転送」を選択 <item>ツールバーの「転送」ボタンの矢印ボタンを押して出てくるメニューから「添付として転送」を選択 </itemize> のいずれかを行います。 </sect1> <sect1>メッセージを手を加えずに転送する <p> 本文の内容や差出人などに手を加えずにそのまま転送します。 <itemize> <item><ref id="context-menu" name="コンテキストメニュー">より「手を加えずに転送」を選択 <item>メニューの「メッセージ>手を加えずに転送」を選択 <item>ツールバーの「転送」ボタンの矢印ボタンを押して出てくるメニューから「手を加えずに転送」を選択 </itemize> のいずれかを行います。 </sect1> </sect> <sect>印刷 <p> GTK+ 2.10以降を使用している場合は、内蔵の印刷機能が利用できます。GTK+が2.10未満の場合、または印刷に外部コマンドを使用する設定にしている場合は外部コマンドを利用して印刷を行います(ページ設定やプリンタの選択などは行えません)。 <sect1>ページ設定 <p> メニューの「ファイル>ページ設定...」を選択することでページ設定が行えます。ここでは用紙のサイズや向き、マージンなどを選択することができます(選択可能な項目はプラットフォームによって異なります)。 </sect1> <sect1>印刷 <p> メニューの「ファイル>印刷...」、またはサマリビューの<ref id="context-menu" name="コンテキストメニュー">より「印刷...」を選択することでメッセージを印刷することができます。また、メッセージビューの「添付」タブからテキストの添付ファイルの<ref id="context-menu" name="コンテキストメニュー">より「印刷...」を選択することで、添付ファイルを印刷することができます。 印刷ダイアログでは、出力するプリンタや印刷するページの指定などが行えます(選択可能な項目はプラットフォームによって異なります)。 印刷に使用するフォントとそのサイズについては表示に使用しているものが使用されます。 </sect1> </sect> <sect>アドレス帳 <p> アドレス帳は、メニューの「ツール>アドレス帳」、メッセージ作成ウィンドウのツールバーの「アドレス」ボタンなどによって起動できます。 <sect1>アドレスの登録・削除 <p> アドレス帳を開いた後、アドレスを登録したいフォルダを「共有アドレス」や 「個人用アドレス」などが書かれたリストの中から選択します。 その後、 <itemize> <item>メニューより「アドレス>新規アドレス」 <item>追加ボタンを押す <item>アドレス表示部分の<ref id="context-menu" name="コンテキストメニュー">より「新規アドレス」 </itemize> のいずれかを行うことで追加<ref id="dialog" name="ダイアログ">が現れるので、それぞれの項目を入力した後OKを押せば登録されます。 また登録されたアドレスを選択後、 <itemize> <item>メニューより「アドレス>編集」 <item><ref id="context-menu" name="コンテキストメニュー">より「編集」 <item>編集ボタンを押す </itemize> のいずれかを行えば編集ダイアログを表示でき、OKを押せば更新されます。 同じく登録されたアドレスを選択後、 <itemize> <item>メニューより「アドレス>削除」 <item><ref id="context-menu" name="コンテキストメニュー">より「削除」 <item>削除ボタンを押す </itemize> のいずれかを行えばアドレス帳からそのアドレスを削除することができます。 </sect1> <sect1>フォルダとグループ <p> <!-- フォルダとグループは中にアドレスを入れられるという点で同じですが、 メール作成時にアドレス帳からグループを参照することにより、そのグループに登録された すべての人に送信することができるという機能の違いがあります。--> <!-- フォルダあるいはグループを中に作りたいフォルダを選択後、 <itemize> <item>メニューより"ファイル>新規フォルダ" <item>コンテキストメニューを出して新規フォルダを選択 </itemize> のいずれかを行えばフォルダを作成することができ、 <itemize> <item>メニューより"ファイル>新規グループ" <item>Alt + gを押す <item>コンテキストメニューを出して新規グループを選択 </itemize> のいずれかを行えばグループを作成することができます。 --> <!-- ただし、フォルダの中にフォルダやグループを作成することは可能ですが、 グループの中にフォルダやグループを作成することはできません。--> </sect1> <sect1>メッセージ作成ウィンドウとの連携<label id="address-combo"> <p> <ref id="message-create" name="メッセージの作成">画面で、 <itemize> <item>メニューで「ツール>アドレス帳」 <item>ツールバーの「アドレス」ボタンをクリック </itemize> することでアドレス帳画面を出すことができ、 そこでアドレスやグループを選択して「宛先:」, 「Cc:」, 「Bcc:」ボタンを押せば それぞれ宛先, Cc, Bccにアドレスが追加されます。 複数選択してボタンを押して同時にたくさん追加することも可能ですし、 一度アドレスを入力した後、また別のアドレスを選択してボタンを押せば 前に追加したアドレスの次に選択したアドレスが追加されます。 </sect1> </sect> <sect>メッセージの振り分け <p> Sylpheedには強力なフィルタリング機能が搭載されており、受信したメッセージに対して自動的に振り分けをはじめとするさまざまな処理を行うことができます。 <sect1>振り分けの設定<label id="filtering-config"> <p> メニューより、「設定>振り分けの設定...」を選択します。 <sect2>フィルタルールの登録 <p> 「追加」ボタンを押すとフィルタルール設定ダイアログが開きます。 「名前:」欄にルールに対する分かりやすい名前を入力します。 その下にあるドロップダウンメニューで、複数の条件がある場合にどのようにマッチさせるかを選択します。 <sect3>条件の設定 <p> 上部枠内の「From」と表示されているドロップダウンメニューで、振り分けの対象にしたいヘッダやその他の条件を選択します。選択肢にないヘッダは「ヘッダを編集...」で追加することができます。 <p> <descrip> <tag/ヘッダ項目(From, To等):/ 対象となるヘッダを指定します。 <tag/To または Cc:/ To または Cc の両方を同時に指定します。 <tag/いずれかのヘッダ:/ すべてのヘッダが対象になります。 <tag/ヘッダを編集...:/ ドロップダウンメニューに表示されるヘッダの追加または削除を行います。 <tag/メッセージ本文:/ メッセージの本文を対象とします。 <tag/コマンドの実行結果:/ 外部コマンドを実行し、その戻り値によって振り分けを行います。戻り値が0であればマッチし、0以外であればマッチしません。コマンドラインの末尾にメッセージのファイル名が付加されます。リダイレクトなどのシェル機能は使用できないので、その場合はラッパースクリプトを作成する必要があります。 <tag/サイズ:/ メッセージファイルのサイズを指定した値と比較します。 <tag/経過日数:/ メッセージの送信日時から受信した日時までの経過日数を指定した値と比較します。 <tag/未読:/ 未読フラグが立っているかどうかを判定します。 <tag/マーク付き:/ マークが付けられているかどうかを判定します。 <tag/カラーラベル付き:/ カラーラベルが付けられているかどうかを判定します。 <tag/添付ファイル付き:/ 添付ファイルが付けられているかどうかを判定します。 </descrip> 次に、右のドロップダウンメニューで条件をキーワードにマッチさせる方法を選択します。アルファベットの大小文字は区別しません。正規表現には拡張正規表現が使用できます。 <itemize> <item>ヘッダ・本文 <p> <descrip> <tag/〜が次を含む:/ ヘッダや本文の内容がキーワードを含む場合マッチします。 <tag/〜が次を含まない:/ ヘッダや本文の内容がキーワードを含まない場合マッチします。 <tag/〜が次に一致:/ ヘッダや本文中の1行がキーワードに一致する場合マッチします。 <tag/〜が次に一致しない:/ ヘッダや本文中の1行がキーワードに一致しない場合マッチします。 <tag/〜が次の正規表現にマッチ:/ ヘッダや本文の内容が正規表現にマッチする場合、マッチします。 <tag/〜が次の正規表現にマッチしない:/ ヘッダや本文の内容が正規表現にマッチしない場合、マッチします。 </descrip> <item>サイズ <p> <descrip> <tag/(サイズ)が次より大きい:/ サイズが指定した値より大きい場合マッチします。 <tag/(サイズ)が次より小さい:/ サイズが指定した値より小さい場合マッチします。 </descrip> <item>経過日数 <p> <descrip> <tag/(経過日数)が次より長い:/ 送信日時からの経過日数が指定した値より長い場合マッチします。 <tag/(経過日数)が次より短い:/ 送信日時からの経過日数が指定した値より短い場合マッチします。 </descrip> <item>状態(未読、マーク、カラーラベル、添付) <p> <descrip> <tag/〜が状態に一致:/ 未読やラベル、添付ファイルなどの状態フラグが立っている場合マッチします。 <tag/〜が状態に一致しない:/ 未読やラベル、添付ファイルなどの状態フラグが立っていない場合マッチします。 </descrip> </itemize> 振り分けの対象にヘッダや本文を選択した場合は、キーワードを入力します。キーワードを空にした場合は、ヘッダが存在すれば常にマッチするようになります。 サイズや経過日数を選択した場合は、数値を入力します。 条件を追加したい場合は、"+"ボタンを選択すると新しい行が追加されるので、同様に上記の作業を繰り返します。また、"-"ボタンを選択するとその条件を削除することができます。 </sect3> <sect3>アクションの設定 <p> 次に、アクションを選択します。条件と同様に任意に追加できますが、「移動」、「受信しない」、「サーバから削除」は一度しか実行できず、同時に選択することはできません。移動先やコピー先を指定する場合はフォルダアイコンのボタンで選択できます。 <p> <descrip> <tag/移動:/ 指定したフォルダにメッセージを移動します(以降のルールは評価されません)。 <tag/コピー:/ 指定したフォルダにメッセージをコピーします。何度でも実行可能です。 <tag/受信しない:/ メッセージをサーバに残します(以降のルールは評価されません)。 <tag/サーバから削除:/ 受信時にサーバにメッセージを残す設定にしていた場合でも、強制的にサーバから削除します(以降のルールは評価されません)。 <tag/マーク:/ マークを付けます。 <tag/カラーラベルを指定:/ カラーラベルを付けます。 <tag/読んだことにする:/ 未読マークを外します。 <tag/コマンドを実行:/ 任意のコマンドを実行します。コマンドラインの末尾にメッセージのファイル名が自動的に付加されます。 <tag/ルールの評価を停止:/ 当該ルール以降のルールを評価しないようにします。 </descrip> 設定が完了したら、「OK」ボタン押すと登録が完了します。「キャンセル」を押すと設定は破棄されます。 </sect3> </sect2> <sect2>振り分けルールの例 <p> Subjectに「未承諾広告」または「未承認広告」が含まれる場合にごみ箱(trash)に振り分けしたい場合を例にします。 まず、「次の条件のいずれかが該当する場合」を選択します。 そして、1つめの条件で「Subject」を選択し、マッチ方法として「が次を含む」を選択し、キーワードに「未承諾広告」を入力します。 "+"ボタンを押し、2つめの条件を追加します。 同じく「Subject」を選び、「が次を含む」を選択し、キーワードに「未承認広告」を入力します。 そして、アクションで「移動」を選択し、フォルダの選択ボタンを押してごみ箱(trash)を選択します。 その後、「OK」ボタンを押すとルールの追加は完了です。 </sect2> <sect2>振り分けルールの編集 <p> 登録済みルールのリストから編集したいルールを選択して、「編集」ボタンを押します。 </sect2> <sect2>振り分けルールのコピー <p> 登録済みルールのリストからコピーしたいルールを選択して、「コピー」ボタンを押します。 </sect2> <sect2>振り分けルールの削除 <p> 登録済みルールのリストから削除したいルールを選択して、「削除」ボタンを押します。 </sect2> <sect2>振り分けルールの自動生成 <p> <ref id="summaryview" name="サマリビュー">でメッセージを<ref id="select-operation" name="選択">してから、 メニューの「ツール>振り分けルールを作成」、または<ref id="context-menu" name="コンテキストメニュー">の「振り分けルールを作成」を実行することで、ルールのひな型を自動的に作成します。その後の設定方法は上記と同様です。 ドロップダウンメニューにはメッセージに含まれるヘッダが追加され、メニューを選択するとキーワードも自動的に入力されます。 </sect2> </sect1> <sect1>振り分けを実行するには <p> <sect2>受信時に自動的に振り分けを実行するには <p> 受信時に自動的に振り分けを実行したいアカウントの <ref id="Account-Config" name="アカウントの設定">で、 受信タブの中にある「受信時にメッセージを振り分ける」にチェックを入れます。 </sect2> <sect2>受信済みのメッセージにフィルタルールを適用するには <p> メニューの「ツール>フォルダ中のすべてのメッセージを振り分け」または「ツール>選択中のメッセージを振り分け」を選択することで、設定されたルールを元に振り分けが実行されます。 </sect2> </sect1> </sect> <sect>迷惑メール対策 <p> Sylpheedは外部コマンドと連携することで、自動的に迷惑メールをフィルタリングすることができます。 <sect1>迷惑メール対策機能の仕組み <p> 自動的に迷惑メールをフィルタリングするためには、まず学習型の迷惑メール判定プログラムが必要です。 Sylpheedは現在bogofilterとbsfilterに対応しています。 Sylpheedは最初に迷惑メールと非迷惑メールをこれらのプログラムに渡して学習させます。学習を繰り返すことでこれらのプログラムはどんどん判定精度が向上していきます。 十分に学習が済んだら(それぞれ100通程度学習させれば問題ないでしょう)、受信したメールをこれらのプログラムに渡して、それが迷惑メールであるかどうか確認します。 迷惑メールと判定された場合は、フォルダへの移動やサーバからの削除など、指定したアクションを実行します。 もし誤判定があった場合は、そのメールを学習させることで判定精度をさらに向上させることができます。 </sect1> <sect1>迷惑メール対策機能を有効にする <p> 全般の設定の「迷惑メール」タブの「迷惑メール対策を有効にする」をチェックします。 </sect1> <sect1>学習コマンドの設定 <p> 迷惑メールを学習するためのコマンドを指定します。あらかじめbogofilterが使用できるように設定されています(Windows版の場合はbsfilter)。 「(プリセットを選択)」と書かれたオプションメニューで、bogofilterとbsfilterの既定の設定を選択することができます。 通常はそのままで問題ありません。 </sect1> <sect1>アクションの設定 <p> 迷惑メールと判定された場合にどのような動作を実行するかを指定します。 <sect2>迷惑メールフォルダ <p> 迷惑メールと判定されたメッセージはここで指定したフォルダに振り分けられます。 <sect2>受信時に迷惑メールと判定されたメッセージを振り分ける <p> 受信時に自動的に迷惑メールを振り分けたい場合は、これをチェックします。この振り分けは、通常のフィルタリングの後に実行されます。 </sect2> <sect2>受信時に迷惑メールをサーバから削除する <p> メールをサーバに残す設定にしていた場合でも、強制的に迷惑メールをサーバから削除します。 </sect2> <sect2>振り分けた迷惑メールを既読にする <p> 振り分けた迷惑メールの未読フラグを解除します。 </sect2> </sect1> </sect> <sect>検索 <sect1>フォルダの内容の検索 <sect2>検索ダイアログ <p> フォルダの内容を検索するには、検索したいフォルダを選択した状態でメニューから「編集>メッセージを検索...」を選択して検索ダイアログを表示します。またはフォルダビューで対象となるフォルダの<ref id="context-menu" name="コンテキストメニュー">より「メッセージを検索...」を選択します。 </sect2> <sect2>検索条件の入力 <p> 検索ダイアログに検索条件を入力します。条件の指定方法は基本的に振り分けの場合と同様です。 検索対象のフォルダにはあらかじめ選択されているフォルダが指定されています。対象フォルダを変更したい場合は入力欄の右の「...」ボタンを押して選択します。 「サブフォルダを検索」にチェックを入れると、指定したフォルダの下位にあるフォルダもまとめて検索します。 「大文字/小文字を区別」にチェックを入れると、アルファベットの大小文字を区別して検索するようになります。 </sect2> <sect2>検索の実行 <p> 「検索」ボタンを押すと検索を開始します。また、条件のキーワードの入力欄でEnterキーを押すことでも検索を開始します。「クリア」ボタンを押すと入力した条件と検索結果をクリアして初期状態に戻します。 検索結果は下のリストビューに一覧表示されます。その中のメッセージをダブルクリックすると、そのメッセージを含むフォルダをサマリビューで表示している場合はサマリビュー上で選択します。それ以外の場合は別ウィンドウで表示します。 「閉じる」ボタンを押すと検索ダイアログを閉じます。 </sect2> </sect1> <sect1>検索フォルダ <sect2>検索フォルダとは <p> 検索条件を検索フォルダとして保存することで、検索結果を後から簡単に参照することができます。新しいメッセージが追加された場合は、そのメッセージも自動的に検索対象に含まれます。 検索結果はキャッシュされるため、2回目以降は高速に表示することができます。 </sect2> <sect2>検索フォルダの作成 <p> 検索フォルダを作成するには、検索ダイアログで条件の設定を行った後「検索フォルダとして保存」ボタンを押します。 「場所:」で指定したフォルダの下に「フォルダ名:」で指定した名前の検索フォルダが作成されます。フォルダを作成する場所は初期状態では検索対象フォルダの下になっていますが、場所の入力欄の右の「...」ボタンで変更することもできます。 フォルダビューで検索フォルダを選択すると、検索結果をサマリビューに表示します。検索フォルダでも通常のフォルダと同様にメッセージを閲覧することができます。 </sect2> <sect2>検索条件の編集 <p> 後から検索フォルダの検索条件を変更することもできます。検索フォルダの<ref id="context-menu" name="コンテキストメニュー">から「検索条件を編集...」を選択します。 検索ダイアログと同様にして条件を設定した後、「OK」を選択します。「キャンセル」を選択すると変更は破棄されます。 </sect2> </sect1> <sect1>メッセージ内の検索 <p> 現在表示しているメッセージ内の文字列を検索するには、メニューから「編集>現在のメッセージ内を検索...」を選択して検索ダイアログを表示します。 検索ダイアログの「検索文字列:」入力欄に検索したい文字列を入力します。 「大文字/小文字を区別」にチェックを入れると、アルファベットの大小文字を区別して検索するようになります。 「進む」ボタンを押す、または入力欄でEnterを押すと先頭から順に検索を開始します。 メッセージビュー内をクリックした場合は、その場所から検索を開始します。 「戻る」ボタンを押すと逆方向に検索します。 「閉じる」ボタンを押すとダイアログを閉じます。 </sect1> <sect1>クイックサーチ <p> <ref id="summaryview" name="サマリビュー">の上部にある「検索バー」を使うと、メッセージ一覧の絞りこみ検索をすばやく行うことが出来ます。これをクイックサーチと呼びます。 左のドロップダウンメニューでは、フラグの条件を選択することができます。例えば、「未読」を選択すると未読メッセージのみが表示されます。 右の「検索:」入力欄に検索キーワードを入力してEnterを押すと、件名または差出人を検索し、ヒットしたもののみをサマリビューに表示します。フラグの条件と同時に指定することもできます。 条件をクリアしたい場合は入力した文字列を削除してEnterを押してください。 </sect1> </sect> <sect>セキュリティ機能 <sect1>SSLによる通信<label id="ssl-communication"> <p> SylpheedはSSLによる通信に対応しており、安全な通信を行うことができます。 POP3(SSL/TLSv1)、IMAP4(SSL/TLSv1)、NNTP(SSL)に対応しています。 SSLによる通信では最初にSylpheedに同梱している(またはシステムにインストールされている)証明書を用いてサーバの証明書を検証します。検証に成功した場合はそのまま通信を続行します。証明書が検証できなかった場合は警告ダイアログを出し、ユーザに証明書を受け入れて処理を続行するか、あるいは中断するかを確認します。処理の続行を選択した場合、セッションが終了するまでの間自動的に証明書を受け入れます。 <sect2>アカウントの設定(SSLタブ) <p> <sect3>POP3 - SSLを使用しない <p> 暗号化されていない通常の接続を行います。 </sect3> <sect3>POP3 - POP3の接続にSSLを使用 <p> 最初からサーバとSSLで通信します。「高度な設定 - POP3ポートを指定」がチェックされていない場合は自動的にPOP3/SSL用のポートを使用します。 </sect3> <sect3>POP3 - SSLセッションの開始にSTARTTLSコマンドを使用 <p> 最初は暗号化されていない通常の接続を行い、途中でSTARTTLS(STLS)コマンドを発行してTLSv1による接続に切り替えます。 </sect3> <sect3>送信(SMTP) - SSLを使用しない <p> 暗号化されていない通常の接続を行います。 </sect3> <sect3>送信(SMTP) - SMTPの接続にSSLを使用 <p> 最初からサーバとSSLで通信します。「高度な設定 - SMTPポートを指定」がチェックされていない場合は自動的にSMTP/SSL用のポートを使用します。 <sect3>送信(SMTP) - SSLセッションの開始にSTARTTLSコマンドを使用 <p> 最初は暗号化されていない通常の接続を行い、途中でSTARTTLSコマンドを発行してTLSv1による接続に切り替えます。 </sect3> <sect3>非ブロッキングソケットを使用する <p> 通常はSSLの通信に非ブロッキングソケットを使用しますが、問題が発生する場合はオフにしてください。 </sect3> </sect2> </sect1> <sect1>PGPによる電子署名と暗号化<label id="pgp-privacy"> <p> SylpheedはGnuPGと連携してPGPによる電子書名と暗号化を行うことができます。 電子署名はメッセージの送信者が自分の秘密鍵でメッセージに署名します。受信者は送信者の公開鍵でその署名を検証することで、そのメッセージが本当に本人から送られたものであることが証明できます。 暗号化はメッセージの送信者が受信者の公開鍵でメッセージを暗号化します。暗号化したメッセージは受信者の秘密鍵でのみ復号することができるため、メッセージを盗み見られる可能性がなくなります。 <sect2>全般の設定(個人情報タブ) <p> <sect3>署名を自動的に検証する <p> PGPで署名されているメッセージを開いたときに自動的に署名を検証します。 </sect3> <sect3>署名の検証結果をポップアップウィンドウで表示する <p> 通常はメッセージビュー内に署名の検証結果を表示しますが、ポップアップウィンドウで表示したい場合はこのオプションをチェックします。 </sect3> <sect3>パスフレーズをメモリ上に一時的に記憶する <p> 秘密鍵のパスフレーズをメモリ上に一時的に記憶することで、パスフレーズの入力を一定時間省略することができます。有効期間を分単位で指定します。0を指定するとセッションが終了するまでパスフレーズを記憶します。 </sect3> <sect3>GnuPGが動作しない場合起動時に警告を表示する <p> 起動時にGnuPGが使用可能かどうかを調べ、インストールされていない、あるいはバージョンが古すぎるなどの理由で利用できない場合に起動時に警告を表示するようにします。 </sect3> </sect2> <sect2>アカウントの設定(個人情報タブ) <p> <sect3>標準でメッセージに署名する <p> メッセージを作成する際に標準で署名を行うようにします。 </sect3> <sect3>標準でメッセージを暗号化する <p> メッセージを作成する際に標準で暗号化を行うようにします。 </sect3> <sect3>暗号化したメッセージに返信した場合は暗号化する <p> 暗号化したメッセージに返信した場合、暗号化を行うようにします。 </sect3> <sect3>暗号化にASCII包装形式を使用する <p> 暗号化にPGP/MIMEではなくASCII包装形式を使用します。この方式は推奨されていません。 </sect3> <sect3>クリアテキスト署名を使用する <p> 署名をPGP/MIMEではなく本文にクリアテキストの形で行います。MIMEやUS-ASCII以外の文字コードと相性が悪いため、推奨されていません。相手のメールソフトがPGP/MIMEに対応していない場合のみ使用してください。 </sect3> <sect3>署名鍵 - 標準のGnuPG鍵を使用する <p> 署名を行う場合にGnuPGで標準に指定されている鍵を使用します。 </sect3> <sect3>署名鍵 - 自分の電子メールで鍵を選択する <p> 署名を行う場合に自分の電子メールに該当する鍵を使用します。 </sect3> <sect3>署名鍵 - 鍵を手動で指定する <p> 署名鍵をユーザ名または鍵IDで直接指定します。 </sect3> </sect2> </sect1> <sect>ネットニュースの購読 <p> <sect1>サーバの追加・削除 <p> <sect2>サーバの追加<label id="append-news-serv"> <p> まず、<ref id="append-account" name="アカウント">の追加を行います。 そこで、サーバ情報のプロトコルで「ニュース (NNTP)」を選択し、 ニュースサーバ名を記入してください。 認証が必要な場合には、「このサーバは認証が必要」のチェックボックスをオンにして、 ユーザIDとパスワードを入力してください。 入力が完了したら、OKを押せばフォルダビューにニュースサーバ名が現われます。 </sect2> <sect2>サーバの削除 <p> <ref id="edit-account" name="アカウントの編集">で該当するアカウントを選択し、「削除」ボタンを押してください。 キャッシュ情報は復元できないので注意してください。 </sect2> <sect2>ニュースサーバに関するTips <p> 現在のSylpheedはニュースサーバに1つ1つメッセージを取り寄せて行きます。 そのため、ダイヤルアップ環境では遅いかも知れません。 そこでleafnode+ のようなオフラインニュースサーバを使うことをお薦めします。 </sect2> </sect1> <sect1>ニュースグループの購読・購読解除 <sect2>ニュースグループの購読 <p> <ref id="append-news-serv" name="サーバの追加">で追加したニュースサーバを <ref id="folderview" name="フォルダビュー">で<ref id="context-menu" name="コンテキストメニュー">を出し、 「ニュースグループを購読」を選択してください。 そして検索し、購読したいグループを選択した後OKを押せば講読できます。 複数選択も可能です。 </sect2> <sect2>ニュースグループの購読解除 <p> 購読で追加したニュースグループを右クリックしてコンテキストメニューを出し、 「ニュースグループを削除」を選択し、「はい」を選択すれば解除できます。 この場合もキャッシュや未読情報はクリアされてしまうので注意してください。 </sect2> </sect1> <sect1>ニュースを読む <p> ニュースは、<ref id="read-message" name="メールの閲覧">と全く同じ方法で読むことができます。 </sect1> <sect1>ニュースの投稿 <p> ニュースフォルダを開いている状態か、ニュースのアカウントを選択している状態で メッセージの作成をすれば記事を書くことができ、メールと同じような操作で投稿することができます。 </sect1> </sect> <sect>カスタマイズ <sect1>全般の設定<label id="general-config-open"> <p> 全般の設定ウィンドウを開くには <itemize> <item>メニューから「設定>全般の設定」 <item>ツールバーから設定をクリック </itemize> することで開くことができます。 </sect1> <sect1>各項目の説明 <sect2>(受信)タブ <sect3>新着メールを自動チェックする <p> チェックすれば指定した時間ごとに新着メールをチェックします。 </sect3> <sect3>起動時に新着メールをチェックする <p> Sylpheed起動時に新着メールを自動チェックします。 </sect3> <sect3>受信後に全てのローカルフォルダを更新する <p> メールの受信にprocmailなどの外部プログラムを使って直接MHフォルダにメッセージを取り込んだ場合フォルダの情報は自動的に更新されないので、これを有効にすることで最新の状態に更新できます。 </sect3> <sect3>ローカルスプール(Unixのみ) <p> スプールから取り込むを選択すれば、 「(スプールディレクトリ)/(ユーザ名)」のファイルからメッセージが取り込まれます。 取り込み時に振り分けるを選択すれば、取り込み時に振り分けられます。 </sect3> </sect2> <sect2>(送信タブ) <p> <sect3>送信したメッセージを送信控に保存する <p> </sect3> <sect3>送信したメッセージにフィルタルールを適用する <p> </sect3> <sect3>転送符号化方式 <p> </sect3> <sect2>(作成)タブ <p> <sect3>署名 <p> 自動的に署名を挿入するを選択すれば、メッセージ作成時に最後の方に自動的に署名が挿入されます。 <verb> [設定されている署名の区切り] [各アカウント設定の署名ファイル] </verb> というように挿入されます。 </sect3> <sect3>返信時に自動的にアカウントを選択する <p> To: に書かれたアドレスからアカウントを判断し、 自動的に返信時のアカウントを決定します。 </sect3> <sect3>返信時にメッセージを引用する<label id="quote-when-reply"> <p> 返信するとき、引用するかどうか指定します。 </sect3> <sect3>返信ボタンでメーリングリストに返信する <p> ツールバーの返信ボタンを押した場合にメーリングリストに返信します。 </sect3> </sect2> <sect2>(書式)タブ <sect3>引用の書式 <p> 引用符と引用の形式を設定します。 ?x{expr}は、xが指定されていればexprを表示します。 例えば、?s{件名: %s}というように使えば、 件名が指定されているときのみ「件名: (件名)」という表示ができます。 引用符に設定した文字列が、>で、 引用の形式が <verb> On %d %f wrote: %Q </verb> だった場合 <verb> On [日付] [差出人] wrote: > 元のメッセージの文章 > 2行目 </verb> というように引用して返信時に引用されます。 記号の説明ボタンをクリックすれば、%で始まるものの説明がでてきます。 <itemize> <item>%d: 日付 <item>%f: 差出人 <item>%N: 差出人の氏名 <item>%F: 差出人の名前 <item>%I: 差出人のイニシャル <item>%s: 件名 <item>%t: 宛先 <item>%c: Cc <item>%n: ニュースグループ <item>%i: メッセージID <item>%%: パーセント記号(%そのもの) <item>%M: メッセージ本文 <item>%Q: 引用符付きメッセージ本文 <item>%q: 引用符付きメッセージ本文(署名なし) <item>\\: 文字 バックスラッシュ <item>\?: 文字 疑問符 <item>\{: 文字 開き中括弧 <item>\}: 文字 閉じ中括弧 </itemize> </sect3> <sect3>転送の書式 <p> 転送の書式も同様です。 </sect3> </sect2> <sect2>(表示)タブ <p> ここの項目は表示だけであり、メッセージ本体には影響を与えません。 <sect3>フォント<label id="font-config"> <p> メッセージを表示するフォントを設定できます。 基本的に固定幅フォントに設定することをお薦めします。 メニューなどのフォントを設定する場合についてはFAQを参照してください。 </sect3> <sect3>フォルダ名の横に未読数を表示する <p> <ref id="folderview" name="フォルダビュー">で、Folder (30)のように未読メッセージの数を表示します。 </sect3> <sect3>差出人が自分の場合は'差出人'カラムに宛先を表示する <p> <ref id="summaryview" name="サマリビュー">の差出人カラムで、宛先人が現在のアカウント設定と同じ場合、 "--> 宛先"というように表示できます。 </sect3> <sect3>水平スクロールバーを有効にする <p> <ref id="summaryview" name="サマリビュー">に水平スクロールバーを表示します。 </sect3> <sect3>スレッドを展開する <p> フォルダを開いたときに、<ref id="summaryview" name="サマリビュー">でスレッドを展開した状態で表示するかどうかを指定します。 </sect3> <sect3>日付の書式 <p> 日付の書式を%y/%m/%d(%a) %H:%Mのように指定します。 詳しくはオンラインマニュアルのstrftime(3)を御覧ください。 端末エミュレータ等で、 <verb> $ man strftime </verb> のようにすれば読むことができます。 </sect3> <sect3>サマリの表示項目を設定... <p> サマリの表示項目を設定できます。 クリックして、必要なものを選択してOKボタンを押して完了です。 </sect3> </sect2> <sect2>(メッセージ)タブ <p> ここの項目は表示だけであり、メッセージ本体には影響を与えません。 <sect3>メッセージの色を有効にする <p> チェックをオンにして編集ボタンを押すとメッセージの引用の深さに応じた 表示色の設定ができます。 </sect3> <sect3>2バイト英数字を1バイト文字で表示する <p> これも好みの問題ですが、2バイト英数字を1バイト文字で表示することができます。 強制的に変更してしまうので、アスキーアート等はずれてしまう場合があります。 日本語のみに有効です。 </sect3> <sect3>メッセージビューの上部にヘッダペインを表示する <p> メッセージビューの上に主なヘッダを表示します。 現在、表示内容はカスタマイズできません。 </sect3> <sect3>メッセージビューに簡略ヘッダを表示する <p> メッセージビューに簡略ヘッダを表示します。 編集ボタンを押せば表示内容をカスタマイズできます。 「指定されていないヘッダを全て表示」が選択されている場合、 「表示しないヘッダ」に選択されたもの以外が表示され、 選択されていない場合、「表示するヘッダ」に指定されているもののみが表示されます。 </sect3> <sect3>行間を空ける <p> 設定したピクセル分行間を空けて表示することができます。 </sect3> <sect3>スクロール/半ページ単位 <p> スペースキー等でのスクロール量を半ページ単位にします。 </sect3> <sect3>スムーズスクロール <p> スペースキー等でのスクロールをスムーズにします。 「間隔」で何ドットずつスクロールするかを決めることができます。 間隔を大きくすれば速くなります。 </sect3> <sect3>大きな添付画像をウィンドウにあわせてリサイズする <p> メッセージビューのサイズより大きな添付画像をメッセージビューに収まるようにリサイズして表示します。 </sect3> <sect3>画像をインラインで表示する <p> 添付された画像をメッセージビューに展開して表示します。 </sect3> </sect2> <sect2>(迷惑メール)タブ <p> </sect2> <sect2>(個人情報)タブ <p> GPGMEを有効にしたときのみ表示されます。 </sect2> <sect2>(詳細 - インタフェース)タブ <p> <sect3>フォルダを開いたときに最初の未読メッセージを開く <p> フォルダに入ったときに最初の未読メッセージを開きます。 設定されていない場合、フォルダに入った後Enterキーや中ボタン, 左ボタンクリックで表示を更新する必要がありますが、 フォルダに入ったときに先頭の未読のフラグを消してしまう心配がありません。 </sect3> <sect3>最後に選択したメッセージを記憶する <p> あるフォルダから別のフォルダに移動したとき、そのフォルダで最後に選択していたメッセージを記憶します。もう一度そのフォルダを開いたとき、以前最後に選択していたメッセージを選択した状態になります。これはSylpheedを終了するまで記憶されます。 </sect3> <sect3>新着メールを受信した後受信箱を開く <p> これが選択されていれば、受信後にアカウントの設定で受信箱に指定したフォルダを開きます。 </sect3> <sect3>メッセージを移動または削除したら即座に実行する <p> これがオフである場合、移動または削除のアクションをしても すぐには実行されずにそれぞれの「マーク」という形で保持され、 「実行」されたとき実際に実行されます。 </sect3> <sect3>トレイアイコンを表示する <p> タスクトレイ(通知領域)にアイコンを表示します。このアイコンから、Sylpheedの表示や、メッセージの受信や作成、Sylpheedの終了などが行えます。 また、新着メッセージを受信した場合はこのアイコンが変化し、点滅してメッセージの到着を知らせます。アイコンは任意のメッセージを開いた時点で元の状態に戻ります。 </sect3> <sect3>最小化したときにトレイアイコンに格納する <p> メインウィンドウを最小化した場合にタスクバーからSylpheedを隠し、トレイアイコンのみを表示します。トレイアイコンをクリックするとウィンドウは再表示されます。 <sect3>キーバインドを設定 <p> 好みのキーバインドを選んでOKを押してください。 このマニュアルは標準バインドを選択してあるものとして書かれています。 </sect3> </sect2> <sect2>(詳細 - その他)タブ <p> <sect3>受信ダイアログ <p> 受信ダイアログをどの場合に表示するかを指定します。 </sect3> <sect3>ダブルクリックしたときにアドレスを宛先に追加する <p> メッセージ作成ウィンドウからアドレス帳を呼び、 アドレスをダブルクリックしたときに、 このチェックがオンになっていればアドレスを「宛先」エントリーに追加します。 オフになっているときは通常のアドレス帳と同じくアドレス編集モードに入ります。 </sect3> <sect3>終了時 <p> 終了時に確認するを選択すれば、Sylpheedを終了するときに、 本当に終了していいかどうか質問してきます。 終了時にごみ箱を空にするを選択すれば、 終了時にゴミ箱を空にしてくれます。 そのときに空にする前に尋ねるがオンであれば空にするかどうか質問します。 </sect3> </sect2> <sect2>(詳細 - 外部コマンド)タブ <sect3>Webブラウザ<label id="ext-browser-config"> <p> 外部ブラウザのコマンドを入力します。 %sはURIで置き換えられます。マニュアルの表示やURLのクリックで使用されます。 Unixではデフォルトでmozilla-firefox -remote 'openURL(%s,new-window)'が指定されています。環境にあわせて変更してください。 Windowsでは「(既定のブラウザ)」を選択しておけば、システムの既定のブラウザが使用されます。 </sect3> <sect3>エディタ<label id="ext-editor-config"> <p> 外部エディタを選択できます。%sは一時ファイルのファイル名に置き換えられます。 </sect3> <sect3>印刷に外部プログラムを使用する<label id="ext-print-config"> <p> 「印刷に外部プログラムを使用する」を選択すれば、内蔵の印刷機能の代わりに印刷に使用するコマンドを選択できます。 %sはメッセージのファイルに置き換えられます。 hoge < %s | lprというようにしてフィルタを設定することも可能です。 Windowsでは入力欄を空欄にしておけば、テキストファイルのコンテキストメニューから「印刷」を選択した場合と同様に印刷されます。 なお、GTK+ 2.10未満を使用している場合は、このオプションにチェックが入っていなくても、常にここで指定した印刷コマンドが使用されます。 </sect3> <sect3>メールの受信に外部プログラムを使用する <p> 「メールの受信に外部プログラムを使用する」を選択すれば、 Sylpheed本体の受信部を使用せずにそのプログラムを利用して受信を行います。 </sect3> <sect3>メールの送信に外部プログラムを使用する <p> 「メールの送信に外部プログラムを使用する」を選択すれば、Sylpheed本体の送信部を使用せずにそのプログラムを利用して送信を行います。 </sect3> </sect2> <sect2>(詳細 - 高度な設定)タブ <p> </sect2> </sect1> </sect> <sect>他メール(メール保存形式)からSylpheed(MHフォルダ形式)への移行 <sect1>mbox形式のメッセージファイルの取り込み<label id="mbox-import"> <p> ファイルメニューからmboxファイルをインポートを選択し、 インポートファイルにはインポートしたいmbox形式のメールボックスを選択します。 インポート先には選択したメールボックスを展開するフォルダを指定し OKを押せばインポートされます。 mbox形式は、「mbox」というファイルの他にもNetscape Messengerの~/nsmailの下のファ イル、KMailの~/Mail以下のファイル等にも利用されているので、そのファイルを利用 することで移行できます。 ただし、KMailは添付ファイルを別ファイルにしてしまう仕様があるらしく、 添付ファイルがある場合、正しくコンバートすることができません。 </sect1> <sect1>Windowsのメーラ(Becky!やAL-Mail, Outlook Express4等)からの移行 <p> Windows用フリーソフトウェアである <url url="http://www.digico-m.com/shin1/" name="MailExp"> (注: 現在配布停止しています)を利用して「標準UNIX From形式のメールボックス」 にエクスポートします。 その後そのファイルを移動しそのファイルを <ref id="mbox-import" name="mbox形式としてインポート">します。 MailExpはとても多くのメーラからのインポートが可能です。 <sect1>Outlook Express 5のdbx形式からの移行 <p> Outlook Express 5の形式はMailExpではサポートしていないので <url url="http://www02.so-net.ne.jp/~home/oe5conv/" name="OE5Conv">を利用して mbox形式へエクスポートした後、そのファイルを<ref id="mbox-import" name="mbox形式としてインポート">します。 </sect1> </sect> <sect>FAQ <p> <sect1>ニュースのメッセージ未読情報について <p> Q. Sylpheedでは同じMessageの未読情報を異なるフォルダ間で管理してくれないのでしょうか? <p> A. 現在のSylpheedは未読情報はフォルダ単位で管理しているため、 ニュースグループごとに未読情報は変わって来てしまいます。 </sect1> <!-- <sect1>MSNのメールアカウントの使用について <p> Q. 私はMSNを利用しているのですが、正しく設定したはずなのに受信できません。 <p> A. MSNは独自プロトコルを利用しているという話なので、Sylpheedでは対応していません。 情報提供いただければ対応できるかもしれません。 </sect1> --> <sect1>メニューなどのフォント変更について <p> Q. メッセージ本文のフォントは<ref id="font-config" name="全般の設定から変更"> できましたが、サマリやメニューなどのフォントは変更できないのでしょうか? <p> A. 可能です。$HOME/.sylpheed-2.0/gtkrcファイルを作成し、内容を以下のように記述してください。 <verb> gtk-font-name = "Kochi Gothic 12" </verb> </sect1> <sect1>ショートカットキーのキーバインドの変更 <p> Q. ショートカットキーのキーバインドの変更はできますか? <p> A. メニューに設定されている項目に関しては可能です。 メニューで変更したい項目にカーソルを合わせてから、その部分で変更したいキーを押せば、 割り当てられます。Backspaceキーを押せば、消すことができます。 変更は保存されます。 </sect1> <sect1>返信マークについて <p> Q. 返信をやめたのに返信マークが残ってしまいます。消えないのでしょうか。 <p> A. 現在の仕様では消えません。一度メッセージを未読にしてから読んだことにすることで消すことはできます。 </sect1> <sect1>サマリビューの下に表示される画像について <p> Q. ヘッダが表示されている部分に小さな画像が表示されていますが、これは何でしょうか。 また、どのようにしたら挿入できるのでしょうか。 <p> A. これは、X-Faceといいます。<ref id="Account-Config" name="アカウントの設定">のユーザ定義ヘッダで、 X-Faceヘッダフィールドに登録すれば相手側に環境があれば表示されることが可能です。 <url url="http://www.dairiki.org/xface/">のサイトで既存の画像ファイルをX-Faceフォーマットに変換することができます。 </sect1> </sect> <sect>情報 <p> <sect1>Sylpheed 関連サイト <p> <sect2>Sylpheed オフィシャルWebサイト <p> Sylpheed オフィシャルWebサイトの場所は、 <url url="http://sylpheed.good-day.net/"> です。 <sect2>Sylpheed 最新版入手先 <p> <url url="http://sylpheed.good-day.net/sylpheed/">から入手できます。 <sect2>rpmの入手先 <p> <url url="http://y-imai.good-day.net/sylpheed/"> でほとんどのRedHat Package Manager(rpm)を利用したLinux Distributionに対応できると思われる rpmがあります。 それぞれのDistribution用のものが用意されている場合でこれを利用してもほとんど問題ないでしょう。 多分最新です。 <!-- 各Distribution用としては、 <url url="http://vinelinux.org/" name="Vine Linux">用にVine Plus、 <url url="http://www.kondara.org/" name="Kondara MNU/Linux">用にKondara-Zooなどが存在します。 --> </sect2> <sect2>nightly build rpm <p> <url url="http://sylpheed.good-day.net/sylpheed/">より cvs repositryから毎日0:00に取り出したものを上記rpmと同条件で 自動的にビルドしたものを入手できます。 ただし、cvs repositryから取り出したもので、 確認もしてないのでちゃんと動作するとは限りません。 </sect2> <sect2>Debian Packageの入手先 <p> woody以降にはnon-USセクションに入っています。 </sect2> <sect2>FreeBSD portsの入手先 </sect2> </sect1> <sect1>メーリングリスト<label id="Sylpheed-ML"> <p> Sylpheed に関する全般的な話題を扱うメーリングリストです。日本語 (<url url="sylpheed-jp@sraoss.jp">) と 英語 (<url url="sylpheed@sraoss.jp">) の2種類があります。 また、リリースアナウンス専用の ML として sylpheed-announce ML (<url url="sylpheed-announce@sraoss.jp">) があります。 <sect2>参加方法 <p> <url url="http://www.sraoss.jp/mailman/listinfo/"> から入会したいメーリングリストを選択します。その後は指示に従ってください。 投稿先は <url url="sylpheed-jp@sraoss.jp"> です。 <sect2>退会方法 <p> 上記のページから退会処理ができます。 過去ログも上記のページから参照できます。 以前の過去ログは<url url="http://www.tmtm.org/sylpheed/ml/">から入手できます。 </sect1> <sect1>Anonymous CVS <p> Sylpheedの開発にはCVSが利用されています。 CVSの説明に関しては、 <url url="http://kahori.com/j-cvsbook/">などのサイトや書籍を参考にしてください。 CVSから最新のSylpheedを入手するには, 環境変数CVSROOTに:pserver:anonymous@sylpheed.good-day.net:/cvsroot/sylpheedをセットします。 (cvsの-dオプションで直接指定する場合は必要ありません) <verb> csh系: setenv CVSROOT :pserver:anonymous@sylpheed.good-day.net:/cvsroot/sylpheed sh系(bashなど): export CVSROOT=':pserver:anonymous@sylpheed.good-day.net:/cvsroot/sylpheed' </verb> その後、 <verb> $ cvs login CVS password: [enter] </verb> でログインします。passwordは無しです。 適当なディレクトリに移動し、 <verb> $ cvs -z3 checkout sylpheed </verb> でカレントディレクトリ以下にsylpheedというソースツリーが作成されます。 最新のソースツリーにアップデートするには、 <verb> $ cvs -z3 update </verb> を実行してください。 </sect1> <sect>GNU Free Documentation License <sect1>GNU Free Documentation License <label id="gfdl"> <p> Version 1.1, March 2000 <p> <verb> Copyright (C) 2000 Free Software Foundation, Inc. 59 Temple Place, Suite 330, Boston, MA 02111-1307 USA Everyone is permitted to copy and distribute verbatim copies of this license document, but changing it is not allowed. </verb> <p> <bf>0. PREAMBLE</bf> <p> The purpose of this License is to make a manual, textbook, or other written document "free" in the sense of freedom: to assure everyone the effective freedom to copy and redistribute it, with or without modifying it, either commercially or noncommercially. Secondarily, this License preserves for the author and publisher a way to get credit for their work, while not being considered responsible for modifications made by others. <p> This License is a kind of "copyleft", which means that derivative works of the document must themselves be free in the same sense. It complements the GNU General Public License, which is a copyleft license designed for free software. <p> We have designed this License in order to use it for manuals for free software, because free software needs free documentation: a free program should come with manuals providing the same freedoms that the software does. But this License is not limited to software manuals; it can be used for any textual work, regardless of subject matter or whether it is published as a printed book. We recommend this License principally for works whose purpose is instruction or reference. <p> <bf>1. APPLICABILITY AND DEFINITIONS</bf> <p> This License applies to any manual or other work that contains a notice placed by the copyright holder saying it can be distributed under the terms of this License. The "Document", below, refers to any such manual or work. Any member of the public is a licensee, and is addressed as "you". <p> A "Modified Version" of the Document means any work containing the Document or a portion of it, either copied verbatim, or with modifications and/or translated into another language. <p> A "Secondary Section" is a named appendix or a front-matter section of the Document that deals exclusively with the relationship of the publishers or authors of the Document to the Document's overall subject (or to related matters) and contains nothing that could fall directly within that overall subject. (For example, if the Document is in part a textbook of mathematics, a Secondary Section may not explain any mathematics.) The relationship could be a matter of historical connection with the subject or with related matters, or of legal, commercial, philosophical, ethical or political position regarding them. <p> The "Invariant Sections" are certain Secondary Sections whose titles are designated, as being those of Invariant Sections, in the notice that says that the Document is released under this License. <p> The "Cover Texts" are certain short passages of text that are listed, as Front-Cover Texts or Back-Cover Texts, in the notice that says that the Document is released under this License. <p> A "Transparent" copy of the Document means a machine-readable copy, represented in a format whose specification is available to the general public, whose contents can be viewed and edited directly and straightforwardly with generic text editors or (for images composed of pixels) generic paint programs or (for drawings) some widely available drawing editor, and that is suitable for input to text formatters or for automatic translation to a variety of formats suitable for input to text formatters. A copy made in an otherwise Transparent file format whose markup has been designed to thwart or discourage subsequent modification by readers is not Transparent. A copy that is not "Transparent" is called "Opaque". <p> Examples of suitable formats for Transparent copies include plain ASCII without markup, Texinfo input format, LaTeX input format, SGML or XML using a publicly available DTD, and standard-conforming simple HTML designed for human modification. Opaque formats include PostScript, PDF, proprietary formats that can be read and edited only by proprietary word processors, SGML or XML for which the DTD and/or processing tools are not generally available, and the machine-generated HTML produced by some word processors for output purposes only. <p> The "Title Page" means, for a printed book, the title page itself, plus such following pages as are needed to hold, legibly, the material this License requires to appear in the title page. For works in formats which do not have any title page as such, "Title Page" means the text near the most prominent appearance of the work's title, preceding the beginning of the body of the text. <p> <bf>2. VERBATIM COPYING</bf> <p> You may copy and distribute the Document in any medium, either commercially or noncommercially, provided that this License, the copyright notices, and the license notice saying this License applies to the Document are reproduced in all copies, and that you add no other conditions whatsoever to those of this License. You may not use technical measures to obstruct or control the reading or further copying of the copies you make or distribute. However, you may accept compensation in exchange for copies. If you distribute a large enough number of copies you must also follow the conditions in section 3. <p> You may also lend copies, under the same conditions stated above, and you may publicly display copies. <p> <bf>3. COPYING IN QUANTITY</bf> <p> If you publish printed copies of the Document numbering more than 100, and the Document's license notice requires Cover Texts, you must enclose the copies in covers that carry, clearly and legibly, all these Cover Texts: Front-Cover Texts on the front cover, and Back-Cover Texts on the back cover. Both covers must also clearly and legibly identify you as the publisher of these copies. The front cover must present the full title with all words of the title equally prominent and visible. You may add other material on the covers in addition. Copying with changes limited to the covers, as long as they preserve the title of the Document and satisfy these conditions, can be treated as verbatim copying in other respects. <p> If the required texts for either cover are too voluminous to fit legibly, you should put the first ones listed (as many as fit reasonably) on the actual cover, and continue the rest onto adjacent pages. <p> If you publish or distribute Opaque copies of the Document numbering more than 100, you must either include a machine-readable Transparent copy along with each Opaque copy, or state in or with each Opaque copy a publicly-accessible computer-network location containing a complete Transparent copy of the Document, free of added material, which the general network-using public has access to download anonymously at no charge using public-standard network protocols. If you use the latter option, you must take reasonably prudent steps, when you begin distribution of Opaque copies in quantity, to ensure that this Transparent copy will remain thus accessible at the stated location until at least one year after the last time you distribute an Opaque copy (directly or through your agents or retailers) of that edition to the public. <p> It is requested, but not required, that you contact the authors of the Document well before redistributing any large number of copies, to give them a chance to provide you with an updated version of the Document. <p> <bf>4. MODIFICATIONS</bf> <p> You may copy and distribute a Modified Version of the Document under the conditions of sections 2 and 3 above, provided that you release the Modified Version under precisely this License, with the Modified Version filling the role of the Document, thus licensing distribution and modification of the Modified Version to whoever possesses a copy of it. In addition, you must do these things in the Modified Version: <p> <itemize> <item><bf>A.</bf> Use in the Title Page (and on the covers, if any) a title distinct from that of the Document, and from those of previous versions (which should, if there were any, be listed in the History section of the Document). You may use the same title as a previous version if the original publisher of that version gives permission. <item><bf>B.</bf> List on the Title Page, as authors, one or more persons or entities responsible for authorship of the modifications in the Modified Version, together with at least five of the principal authors of the Document (all of its principal authors, if it has less than five). <item><bf>C.</bf> State on the Title page the name of the publisher of the Modified Version, as the publisher. <item><bf>D.</bf> Preserve all the copyright notices of the Document. <item><bf>E.</bf> Add an appropriate copyright notice for your modifications adjacent to the other copyright notices. <item><bf>F.</bf> Include, immediately after the copyright notices, a license notice giving the public permission to use the Modified Version under the terms of this License, in the form shown in the Addendum below. <item><bf>G.</bf> Preserve in that license notice the full lists of Invariant Sections and required Cover Texts given in the Document's license notice. <item><bf>H.</bf> Include an unaltered copy of this License. <item><bf>I.</bf> Preserve the section entitled "History", and its title, and add to it an item stating at least the title, year, new authors, and publisher of the Modified Version as given on the Title Page. If there is no section entitled "History" in the Document, create one stating the title, year, authors, and publisher of the Document as given on its Title Page, then add an item describing the Modified Version as stated in the previous sentence. <item><bf>J.</bf> Preserve the network location, if any, given in the Document for public access to a Transparent copy of the Document, and likewise the network locations given in the Document for previous versions it was based on. These may be placed in the "History" section. You may omit a network location for a work that was published at least four years before the Document itself, or if the original publisher of the version it refers to gives permission. <item><bf>K.</bf> In any section entitled "Acknowledgements" or "Dedications", preserve the section's title, and preserve in the section all the substance and tone of each of the contributor acknowledgements and/or dedications given therein. <item><bf>L.</bf> Preserve all the Invariant Sections of the Document, unaltered in their text and in their titles. Section numbers or the equivalent are not considered part of the section titles. <item><bf>M.</bf> Delete any section entitled "Endorsements". Such a section may not be included in the Modified Version. <item><bf>N.</bf> Do not retitle any existing section as "Endorsements" or to conflict in title with any Invariant Section. </itemize> <p> If the Modified Version includes new front-matter sections or appendices that qualify as Secondary Sections and contain no material copied from the Document, you may at your option designate some or all of these sections as invariant. To do this, add their titles to the list of Invariant Sections in the Modified Version's license notice. These titles must be distinct from any other section titles. <p> You may add a section entitled "Endorsements", provided it contains nothing but endorsements of your Modified Version by various parties--for example, statements of peer review or that the text has been approved by an organization as the authoritative definition of a standard. <p> You may add a passage of up to five words as a Front-Cover Text, and a passage of up to 25 words as a Back-Cover Text, to the end of the list of Cover Texts in the Modified Version. Only one passage of Front-Cover Text and one of Back-Cover Text may be added by (or through arrangements made by) any one entity. If the Document already includes a cover text for the same cover, previously added by you or by arrangement made by the same entity you are acting on behalf of, you may not add another; but you may replace the old one, on explicit permission from the previous publisher that added the old one. <p> The author(s) and publisher(s) of the Document do not by this License give permission to use their names for publicity for or to assert or imply endorsement of any Modified Version. <p> <bf>5. COMBINING DOCUMENTS</bf> <p> You may combine the Document with other documents released under this License, under the terms defined in section 4 above for modified versions, provided that you include in the combination all of the Invariant Sections of all of the original documents, unmodified, and list them all as Invariant Sections of your combined work in its license notice. <p> The combined work need only contain one copy of this License, and multiple identical Invariant Sections may be replaced with a single copy. If there are multiple Invariant Sections with the same name but different contents, make the title of each such section unique by adding at the end of it, in parentheses, the name of the original author or publisher of that section if known, or else a unique number. Make the same adjustment to the section titles in the list of Invariant Sections in the license notice of the combined work. <p> In the combination, you must combine any sections entitled "History" in the various original documents, forming one section entitled "History"; likewise combine any sections entitled "Acknowledgements", and any sections entitled "Dedications". You must delete all sections entitled "Endorsements." <p> <bf>6. COLLECTIONS OF DOCUMENTS</bf> <p> You may make a collection consisting of the Document and other documents released under this License, and replace the individual copies of this License in the various documents with a single copy that is included in the collection, provided that you follow the rules of this License for verbatim copying of each of the documents in all other respects. <p> You may extract a single document from such a collection, and distribute it individually under this License, provided you insert a copy of this License into the extracted document, and follow this License in all other respects regarding verbatim copying of that document. <p> <bf>7. AGGREGATION WITH INDEPENDENT WORKS</bf> <p> A compilation of the Document or its derivatives with other separate and independent documents or works, in or on a volume of a storage or distribution medium, does not as a whole count as a Modified Version of the Document, provided no compilation copyright is claimed for the compilation. Such a compilation is called an "aggregate", and this License does not apply to the other self-contained works thus compiled with the Document, on account of their being thus compiled, if they are not themselves derivative works of the Document. <p> If the Cover Text requirement of section 3 is applicable to these copies of the Document, then if the Document is less than one quarter of the entire aggregate, the Document's Cover Texts may be placed on covers that surround only the Document within the aggregate. Otherwise they must appear on covers around the whole aggregate. <p> <bf>8. TRANSLATION</bf> <p> Translation is considered a kind of modification, so you may distribute translations of the Document under the terms of section 4. Replacing Invariant Sections with translations requires special permission from their copyright holders, but you may include translations of some or all Invariant Sections in addition to the original versions of these Invariant Sections. You may include a translation of this License provided that you also include the original English version of this License. In case of a disagreement between the translation and the original English version of this License, the original English version will prevail. <p> <bf>9. TERMINATION</bf> <p> You may not copy, modify, sublicense, or distribute the Document except as expressly provided for under this License. Any other attempt to copy, modify, sublicense or distribute the Document is void, and will automatically terminate your rights under this License. However, parties who have received copies, or rights, from you under this License will not have their licenses terminated so long as such parties remain in full compliance. <p> <bf>10. FUTURE REVISIONS OF THIS LICENSE</bf> <p> The Free Software Foundation may publish new, revised versions of the GNU Free Documentation License from time to time. Such new versions will be similar in spirit to the present version, but may differ in detail to address new problems or concerns. See http://www.gnu.org/copyleft/. <p> Each version of the License is given a distinguishing version number. If the Document specifies that a particular numbered version of this License "or any later version" applies to it, you have the option of following the terms and conditions either of that specified version or of any later version that has been published (not as a draft) by the Free Software Foundation. If the Document does not specify a version number of this License, you may choose any version ever published (not as a draft) by the Free Software Foundation. <p> </sect1> <sect1>How to use this License for your documents <p> To use this License in a document you have written, include a copy of the License in the document and put the following copyright and license notices just after the title page: <p> <verb> Copyright (c) YEAR YOUR NAME. Permission is granted to copy, distribute and/or modify this document under the terms of the GNU Free Documentation License, Version 1.1 or any later version published by the Free Software Foundation; with the Invariant Sections being LIST THEIR TITLES, with the Front-Cover Texts being LIST, and with the Back-Cover Texts being LIST. A copy of the license is included in the section entitled "GNU Free Documentation License". </verb> <p> If you have no Invariant Sections, write "with no Invariant Sections" instead of saying which ones are invariant. If you have no Front-Cover Texts, write "no Front-Cover Texts" instead of "Front-Cover Texts being LIST"; likewise for Back-Cover Texts. <p> If your document contains nontrivial examples of program code, we recommend releasing these examples in parallel under your choice of free software license, such as the GNU General Public License, to permit their use in free software. <p> </sect1> </sect> <sect>おわりに <sect1>おわりに <p> このドキュメントを読んで, ここはこうしたほうがいいんじゃないか, と言ったような意見がありましたら, <htmlurl url="mailto:yoichi@silver-forest.com" name="yoichi@silver-forest.com"> へお送りいただければ幸いです。 </sect1> </sect> <sect>History <sect1>更新履歴 <p> <verb> 2000-08-06 Yoichi Imai <yoichi@silver-forest.com> * Version 0.1 * 更新履歴を追加 * ライセンスをGPL2に変更 2000-08-06 Yoichi Imai <yoichi@silver-forest.com> * Version 0.1.2 * KMailの注意書きを追加 * 句点のポリシーを変更 2000-09-13 Yoichi Imai <yoichi@silver-forest.com> * Version 0.1.3 * メッセージの作成部分を記述 * アカウント設定でCc, Bcc, Reply-Toフィールド自動指定の記述 2000-09-27 Yoichi Imai <yoichi@silver-forest.com> * Version 0.2 * Hiro's pageを変更 * imlib, facesの注意書きを追加 * sylpheed/develディレクトリの存在についての記述を削除 * cvsについての記述 * タグ->要素 * 振り分けの設定 * 全般の設定 * FAQにgtkrcの設定, ショートカットキーの変更を追加 * 機能を追加 * 動作確認環境を追加 * なし(ローカル)を追加 * 外部エディタの使い方を記述 2000-09-27 Yoichi Imai <yoichi@silver-forest.com> * Version 0.2.1 * 受信時のtypoを修正 * ctrl+n,p * $HOME 2000-11-09 Yoichi Imai <yoichi@silver-forest.com> * Version 0.2.2 * MLの案内を変更 * ChangeLogの形式を変更 2001-06-26 Yoichi Imai <yoichi@silver-forest.com> * Version 0.3.0 (for 0.5.x) * 動作環境の記述の撤廃 * 機能説明部分の最新機能への追従 * rpmでのインストールの記述の変更 * Vine LinuxおよびKondara MNU/Linuxでのインストール方法の消去 * 新しいウィンドウで開くを追加 * "即実行"を標準の記述に採用 * アカウントの設定を最新に追従 * メッセージの作成を最新に追従 * 振り分けを最新に追従 * ニュース関連を追従 * (全般の設定が追従未完了) * nightly buildに関する記述を追加 * サイトアドレスの変更 2001-07-01 Yoichi Imai <yoichi@silver-forest.com> * Version 0.3.1 * 返信方法の変更に追従 * 全般の設定を追従 * ショートカットキーの追加(不完全) 2002-04-04 Yoichi Imai <yoichi@silver-forest.com> * Version 0.4.0 * GFDLへ変更 * Sylpheed最新版へ追従 * セクションの追加と移動と削除 * リファレンスの削除 * TODO: FreeBSDへのインストール, Gtk+のインストール, テンプレート 2004-11-26 Hiroyuki Yamamoto <hiro-y@kcn.ne.jp> * Version 0.5.0 * Sylpheed最新版の仕様に追従 2004-12-01 Hiroyuki Yamamoto <hiro-y@kcn.ne.jp> * Version 0.5.1 * Sylpheed最新版の仕様に追従 * 言い回しの統一 2004-12-15 Hiroyuki Yamamoto <hiro-y@kcn.ne.jp> * Version 0.5.2 * まず最初に何をするか -> 最初に行うこと に変更 * abstractを変更 2004-12-21 Hiroyuki Yamamoto <hiro-y@kcn.ne.jp> * Version 0.5.3 * 振り分けの設定の項目を加筆修正 2006-02-08 Hiroyuki Yamamoto <hiro-y@kcn.ne.jp> * Version 0.6.0 * Sylpheed 2.2.0にあわせて多数加筆修正 2006-12-20 Hiroyuki Yamamoto <hiro-y@kcn.ne.jp> * Version 0.7.0 * Sylpheed 2.3.0にあわせて加筆修正 2006-12-22 Hiroyuki Yamamoto <hiro-y@kcn.ne.jp> * Version 0.7.1 * セキュリティ機能の項目を追加 </verb> </sect1> </sect> </article>