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<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 3.2 Final//EN">
<HTML>
<HEAD>
<META NAME="GENERATOR" CONTENT="LinuxDoc-Tools 0.9.21">
<TITLE>Sylpheed ユーザーズマニュアル: インストール</TITLE>
<LINK HREF="sylpheed-6.html" REL=next>
<LINK HREF="sylpheed-4.html" REL=previous>
<LINK HREF="sylpheed.html#toc5" REL=contents>
</HEAD>
<BODY>
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<A HREF="sylpheed.html#toc5">目次へ</A>
<HR>
<H2><A NAME="install"></A> <A NAME="s5">5.</A> <A HREF="sylpheed.html#toc5">インストール</A></H2>
<P>WindowsにSylpheedをインストールする場合は、インストーラもしくはzipアーカイブを使用します。</P>
<P>Linuxの場合は、各ディストリビューションに標準でSylpheedのパッケージが用意されている場合はそれをインストールします。パッケージが提供されていない、またはバージョンが古い場合はソースからコンパイルします。その他のUnix系OSの場合もソースからコンパイルしてください。</P>
<H2><A NAME="ss5.1">5.1</A> <A HREF="sylpheed.html#toc5.1">必要な環境</A>
</H2>
<P>このプログラムのコンパイル/実行には以下のものが必要です。
<UL>
<LI>Linux あるいは他の UNIX like OS、またはWindows 2000/XP/Vista/7 + MinGW</LI>
<LI>GTK+ 2.4以降 (2.6以降推奨、Windowsの場合は2.10以降)</LI>
<LI>GNU make</LI>
<LI>gettext</LI>
</UL>
オプションとして以下のものが使用できます。
<UL>
<LI>GnuPG, GPGME</LI>
<LI>OpenSSL</LI>
<LI>compface (X-Faceライブラリ)</LI>
<LI>GtkSpell (スペルチェックライブラリ)</LI>
<LI>JPilot</LI>
<LI>OpenLDAP</LI>
<LI>Oniguruma (Rubyで使用されている正規表現ライブラリ)</LI>
</UL>
</P>
<H2><A NAME="ss5.2">5.2</A> <A HREF="sylpheed.html#toc5.2">動作確認されている環境</A>
</H2>
<P>Linux、BSD、Mac OS Xなど、さまざまなOSで動作が確認されています。
詳しくは
<A HREF="http://sylpheed.sraoss.jp/ja/">Sylpheed公式サイト</A>
で確認することができます。
他の環境で動作したという方は
<A HREF="sylpheed-23.html#Sylpheed-ML">Sylpheed ML</A>、またはWikiで報告頂ければ幸いです。</P>
<P>古いライブラリを使用した場合、環境によっては動作が不安定になる可能性があります。ライブラリはできるだけ新しいものをお使いください。</P>
<H2><A NAME="gen-inst"></A> <A NAME="ss5.3">5.3</A> <A HREF="sylpheed.html#toc5.3">基本的なインストール方法</A>
</H2>
<P>ここに示すのはUnix系OSならほぼ使えると思われるインストール方法です。
しかし、OSの持っているファイル管理機構を壊す可能性があるので、あなたが使っているOSについての記述がある場合は、そちらを利用されることをお勧めします。</P>
<P>Windowsの場合はインストーラを実行して、指示に従ってインストールしてください。zipアーカイブ版を使用する場合は、適当な場所に展開してください。</P>
<H3>GTK+のインストール</H3>
<P>各ディストリビューションごとのインストール方法を参照してください。</P>
<H3>Sylpheedのコンパイルとインストール</H3>
<P>まず、
<A HREF="http://sylpheed.sraoss.jp/">http://sylpheed.sraoss.jp/</A>から
sylpheedをダウンロードします。
ダウンロードしたら、
<BLOCKQUOTE><CODE>
<PRE>
bzip2 -dc sylpheed-(バージョン).tar.bz2 | tar xf - として解凍し、
$ cd sylpheed-(バージョン)
$ ./configure
$ make
$ su
Password: (パスワード入力)
# make install
</PRE>
</CODE></BLOCKQUOTE>
でインストール完了です。</P>
<H2><A NAME="ss5.4">5.4</A> <A HREF="sylpheed.html#toc5.4">rpmを使用したLinux ディストリビューションへのインストール</A>
</H2>
<H3>一般的なインストール手順(最新版を利用する場合)</H3>
<H3>バイナリパッケージを用いる場合</H3>
<H3><A NAME="gtk-inst-bin"></A> gtk+のインストール/アップグレード</H3>
<P>まず、gtk+のrpmが入ってるかどうかを確認します。
<BLOCKQUOTE><CODE>
<PRE>
$ rpm -qa | grep gtk
...
(以下略)
</PRE>
</CODE></BLOCKQUOTE>
のようにgtk+のrpmが既に入っていて、なおかつ2.4.0以上であれば大丈夫です。
古い場合は、そのDistributionを配布しているサイト等からダウンロードし、
<BLOCKQUOTE><CODE>
<PRE>
$ su
Password: (パスワードを入力)
# rpm -Uvh gtk+-(バージョン).i386.rpm
</PRE>
</CODE></BLOCKQUOTE>
というようにバージョンアップしてください。</P>
<H3>rpmのインストール</H3>
<P>sylpheed-(バージョン).i386.rpmを取得します。そして、
<BLOCKQUOTE><CODE>
<PRE>
$ su
Password: (パスワードを入力)
# rpm -ivh sylpheed-(バージョン).i386.rpm (新規インストールの場合)
# rpm -Uvh sylpheed-(バージョン).i386.rpm (アップグレードの場合)
</PRE>
</CODE></BLOCKQUOTE>
で完了です。
なお、glibcなどの依存関係の問題による警告を受ける場合があります。
その場合は、下記のソースパッケージをご利用ください。</P>
<H3><A NAME="inst_from_srpm"></A> ソースパッケージを用いる場合</H3>
<P>この方法は、上記のglibcの依存関係に問題があった場合でも利用可能です。</P>
<H3><A NAME="gtk-inst-src"></A> gtk+のインストール/アップグレード</H3>
<P>まず、gtk+のrpmが入ってるかどうかを確認します。
<BLOCKQUOTE><CODE>
<PRE>
$ rpm -qa | grep gtk
gtk+-2.4.x-1vl5
gtk+-devel-2.4.x-1vl5
(以下略)
</PRE>
</CODE></BLOCKQUOTE>
のようにgtk+及びgtk+-develのpackageが既に入っていて、なおかつ2.4.0以上であれば大丈夫です。
古い場合は、そのdistributionを配布しているサイト等からダウンロードし、
<BLOCKQUOTE><CODE>
<PRE>
# rpm -Uvh gtk+-(バージョン)-?.i386.rpm gtk+-devel-(バージョン)-?.i386.rpm
</PRE>
</CODE></BLOCKQUOTE>
でバージョンアップしてください。</P>
<H3>rpmのbuild & install</H3>
<P>
<A HREF="http://sylpheed.sraoss.jp/">http://sylpheed.sraoss.jp/</A>より、
sylpheed-(バージョン).tar.gzをダウンロードします。
次に下のコマンドを実行します。
ただし、下記の方法ではコンパイルにもroot権限が必要なため、少し危険です。
rootにならなくても良い環境を整えている方は、rpmbuildのためにsuは必要ありません。
<BLOCKQUOTE><CODE>
<PRE>
$ su
Password: (パスワードを入力)
# rpmbuild -tb sylpheed-(バージョン).tar.gz
</PRE>
</CODE></BLOCKQUOTE>
とすればコンパイルが開始され、
<BLOCKQUOTE><CODE>
<PRE>
(以上略)
書き込み中: /usr/src/redhat/RPMS/i386/sylpheed-2.2.0-1.i386.rpm
(以下略)
</PRE>
</CODE></BLOCKQUOTE>
のようなメッセージ(書き込み中:がWrote: などになる場合もあります)が表示されます。
終了したら、上記に示されたファイル(sylpheed-(バージョン).i386.rpm)を
<BLOCKQUOTE><CODE>
<PRE>
# rpm -Uvh /usr/src/redhat/RPMS/i386/sylpheed-(バージョン).i386.rpm
</PRE>
</CODE></BLOCKQUOTE>
でインストール完了です。</P>
<H2><A NAME="ss5.5">5.5</A> <A HREF="sylpheed.html#toc5.5">Debian GNU/Linuxへのインストール</A>
</H2>
<P>
<BLOCKQUOTE><CODE>
<PRE>
# apt-get install sylpheed sylpheed-i18n sylpheed-doc
</PRE>
</CODE></BLOCKQUOTE>
でインストールできます。</P>
<H2><A NAME="ss5.6">5.6</A> <A HREF="sylpheed.html#toc5.6">Ubuntu へのインストール</A>
</H2>
<P>Synaptic パッケージ・マネージャから sylpheed パッケージを検索し、
sylpheed, sylpheed-i18n, sylpheed-doc パッケージをインストールします。</P>
<P>もしくは、コマンドラインから以下でインストールできます。
<BLOCKQUOTE><CODE>
<PRE>
% sudo apt-get install sylpheed sylpheed-i18n sylpheed-doc
</PRE>
</CODE></BLOCKQUOTE>
</P>
<H2><A NAME="ss5.7">5.7</A> <A HREF="sylpheed.html#toc5.7">アップグレード方法</A>
</H2>
<P>Sylpheedのアップグレードは基本的には上書きインストールを行えばOKです。
以前の設定やメッセージデータはそのまま引き継がれます。</P>
<P>Windowsの場合、「ヘルプ - アップデートチェック」で新しいバージョンが検出された場合、「はい」を選択すると自動的にアップデートが行われます。
手動で行う場合は、Sylpheedが起動していない状態で新しいバージョンのインストーラを起動すると、以前のバージョンのアンインストールを実行した後、新しいバージョンのインストールが行われます。
zipアーカイブ版の場合は中のファイルを上書きコピーしてください。</P>
<HR>
<A HREF="sylpheed-6.html">次のページ</A>
<A HREF="sylpheed-4.html">前のページ</A>
<A HREF="sylpheed.html#toc5">目次へ</A>
</BODY>
</HTML>
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